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電気主任技術者の試験日程や合格率・合格点

電気系の資格

この記事では、電気主任技術者の試験日・試験内容・合格率・おすすめのテキストについてまとめています。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。

電気主任技術者は、電気事業法で定められている「国家資格」です。電気設備の管理は有資格者のみが行える「独占業務」です。発電所や変電所、工場等に設置されている電気設備の保安、監督を行います。電気主任技術者には第一種、第二種、第三種があり、種によって取扱できる電圧が決まっています。

  • 第一種…すべての事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。
  • 第二種…電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。
  • 第三種…電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

それでは、電気主任技術者資格について紹介していきましょう。

 

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第三種電気主任技術者 試験概要

試験案内掲載・配布

2023年5月16日(月)~6月2日(木)

 

受験申し込み受付

  • 上期:2023年5月15日(月)~6月1日(木)
  • 下期:2023年11月13日(月)~11月30日(木)

 

試験日

まず、上期の第三種電気主任技術者試験日です。

上期 第三種電気主任技術者試験日

  • CBT方式:2023年7月6日(木)~7月30日(日)
  • 筆記方式:2023年8月20日(日)

 

続いて、下期の第三種電気主任技術者試験日です。

下期 第三種電気主任技術者試験日

  • CBT方式:2024年2月1日(木)~2月25日(日)
  • 筆記方式:2024年3月24日(日)

 

合格発表日

  • 上期:例年9月上旬
  • 下期:例年4月上旬

 

受験資格

年齢・性別・学歴不問

 

試験方法

五肢択一式(マークシート方式)

 

受験手数料

  • 郵便:8,100円(非課税)
  • インターネット:7,700円(非課税)

 

試験地

筆記方式は全国47都道府県の会場で実施。

 

試験内容

以下の4科目と内容です。合格基準は、各科目100点満点で60点以上となっています。

課目① 理論
電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測
課目② 電力
発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料
課目③ 機械
電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理
課目④ 法規
電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理

また、『科目別合格制度』があります。試験結果は科目ごとに合否が決まります。4科目すべてに合格すれば第三種電気主任技術者試験合格となりますが、 4科目すべてではなく、一部の科目にのみ合格した場合は、科目合格となり、以降2年間の試験では申請によりその科目の試験が免除されます。つまりは、3年以内に4科目の試験に合格すれば免状の取得資格が得られるということです。

 

第三種電気主任技術者の合格率

合格率は以下の表1のようになっています。一見すると合格率は10%を切っているのでとても難関に思えます。これはあくまで全科目合格の割合です。第三種電気主任技術者試験には、先ほどもご説明した通り、科目別合格制度があります。表2は科目合格率を表しています。こちらは30%前後の合格率になっています。  

表1(全科目)
実施年 受験者数 合格者数 合格率
2022年 33,786人 2,793人 8.3%
2021年 37,765人 4,357人 11.5%
2020年 39,010人 3,836人 9.8%
2019年 41,543人 3,879人 9.3%
2018年 42,976人 3,918人 9.1%
2017年 45,720人 3,698人 8.1%
2016年 46,552人 3,980人 8.5%
2015年 45,311人 3,502人 7.7%

 

表2(科目)
実施年 合格率
2022年 29.4%
2021年 32.5%
2020年 28.9%
2019年 32.1%
2018年 28.7%
2017年 26.6%
2016年 28.9%
2015年 29.6%

 

ですから、科目別合格制度を利用して3年かけて4つの科目に合格すればいいのです。そう考えれば、少し気持ちが楽になりますね。

 

第二種電気主任技術者 試験概要

試験案内掲載・配布

  1. 電気技術者試験センター本部事務局窓口での配布:5月8日(月)9時~6月1日(木)17時(平日のみ)
  2. 郵送により入手する方法(手順は以下をご確認ください。):5月8日(月)~6月1日(木)まで

 

受験申し込み受付

2023年5月15日(月)~6月1日(木)

 

試験日

  • 一次:2023年8月19日(土)
  • 二次:2023年11月12日(日)

 

合格発表日

  • 一次:例年10月頃
  • 二次:例年1月下旬

 

受験資格

  • 一次:年齢・性別・学歴不問
  • 二次:一次試験合格者

 

試験方法

  • 一次:マークシート方式
  • 二次:記述式

 

受験手数料

  • 郵便:14,200円(非課税)
  • インターネット:13,800円(非課税)

 

試験地

一次・二次:全国10ヶ所
北海道、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

 

試験内容

第二種の試験科目は4科目です。それぞれ以下のような範囲と問題数で出題されます。また、『科目別合格制度』があり、一次試験は科目ごとに合否が決まります。4科目すべてではなく、一部の科目にのみ合格した場合は、科目合格となり、以降2年間は申請により試験が免除されます。

第二種電気主任技術者 一次試験

課目① 理論
(出題範囲)
電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測に関するもの

(試験時間)
90分(9:15~10:45実施)

(問題数・配点)
A問題4問×1問題あたり小問各3点,計15点
B問題3問(選択問題含む)×1問題あたり小問各2点,計10点

課目② 電力
(出題範囲)
発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料に関するもの

(試験時間)
90分(11:25~12:55実施)

(問題数・配点)
A問題4問×各3点
B問題3問×1問題あたり小問各2点,計10点

課目③ 機械
(出題範囲)
電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理に関するもの

(試験時間)
90分(14:15~15:45実施)

(問題数・配点)
A問題4問×1問題あたり小問各3点,計15点
B問題3問(選択問題含む)×1問題あたり計10点

課目④ 法規
(出題範囲)
電気法規(保安に関するものに限る)及び電気施設管理に関するもの

(試験時間)
65分(16:25~17:30実施)

(問題数・配点)
A問題4問×1問題あたり小問各3点,計15点
B問題3問×1問題あたり計10点

第二種電気主任技術者 二次試験

課目① 電力・管理
(出題範囲)
発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気施設管理に関するもの

(試験時間)
120分(10:00~12:00実施)

(問題数・配点)
6題中4題を選択×1問題あたり各30点

課目② 機械・制御
(出題範囲)
電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御及びメカトロニクスに関するもの

(試験時間)
60分(13:20~14:20実施)

(問題数・配点)
4題中2題を選択×1問題あたり各30点

 

一次試験免除制度

二次試験には科目別合格制度はありませんが、一次試験が合格した年度の二次試験に不合格になった場合は、翌年度の一次試験が免除されて二次試験から受験できます。

 

第二種電気主任技術者の合格率

実施年 一次受験者 一次合格率 二次受験者 二次合格率
2022年 6,631人 32.8% 2,624人 14.5%
2021年 6,915人 22.3% 2,513人 22.8%
2020年 6,235人 27.2% 2,512人 27.9%
2019年 5,979人 27.3% 2,407人 17.2%
2018年 6,189人 25.9% 2,904人 24.0%

 

第一種電気主任技術者 試験概要

試験案内掲載・配布

  • 電気技術者試験センター本部事務局窓口での配布:5月8日(月)9時~6月1日(木)17時(平日のみ)
  • 郵送により入手する方法(手順は以下をご確認ください。):5月8日(月)~6月1日(木)まで

 

受験申し込み受付

2023年5月15日(月)~6月1日(木)

 

試験日

  • 一次:2023年8月19日(土)
  • 二次:2023年11月12日(日)

 

合格発表日

  • 一次:例年10月頃
  • 二次:例年1月下旬

 

受験資格

  • 一次:年齢・性別・学歴不問
  • 二次:一次試験合格者

 

試験方法

  • 一次:マークシート方式
  • 二次:記述式

 

受験手数料

  • 郵便:14,200円(非課税)
  • インターネット:13,800円(非課税)

 

試験地

一次・二次:全国10ヶ所
北海道、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

 

試験内容

第一種の試験科目は4科目です。それぞれ以下のような範囲と問題数で出題されます。

第一種電気主任技術者 二次試験

課目① 理論
(出題範囲)
電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測に関するもの

(試験時間)
9:00~10:30

課目② 電力
(出題範囲)
発電所および変電所の設計、および運転、送電線路および配電線路(屋内配線を含む)の設計、および運用ならびに電気材料に関するもの

(試験時間)
11:10~12:40

課目③ 機械
(出題範囲)
電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクスならびに電力システムに関する情報伝送および処理に関するもの

(試験時間)
14:00~15:30

課目④ 法規
(出題範囲)
電気法規(保安に関するものに限る)および電気施設管理に関するもの

(試験時間)
16:10~17:15

 

第一種電気主任技術者 二次試験

課目① 電力・管理
(出題範囲)
発電所および変電所の設計、および運転、送電線路および配電線路(屋内配線を含む)の設計、およ運用ならびに電気施設管理に関するもの

(試験時間)
10:00~12:00

課目② 機械・制御
(出題範囲)
電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御およびメカトロニクスに関するもの

(試験時間)
13:20~14:20

 

免除科目

各4科目ごとそれぞれの合格者は、翌年度および翌々年度の試験においてその科目の試験が免除されます。ただし、一次試験に合格した時点で科目合格の留保はなくなります。一次試験に合格した場合、翌年度の一次試験が免除されます。

第一種電気主任技術者の合格率

実施年 一次受験者 一次合格率 二次受験者 二次合格率
2022年 1,566人 24.1% 615人 13.7%
2021年 1,225人 24.2% 598人 17.2%
2020年 1,508人 50.3% 933人 14.4%
2019年 1,225人 30.9% 899人 8.0%
2018年 1,436人 30.8% 685人 20.9%

 

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5カ年収録 電験一種・二種二次試験 完全解答

 

電験一種・二種二次試験の過去問題の傾向が把握できる一冊です。試験の難易度、時間配分など実際の試験に対応しています。

 
 

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