この記事では、コンクリート診断士の試験日・試験内容・合格率についてまとめています。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。
日本コンクリート工学会が認定する民間資格です。既存のコンクリート構造物を診断して維持管理の提案を行う業務です。4月に実施される診断士eラーニングと10月に実施される筆記試験を受けます。
それでは、コンクリート診断士資格について紹介していきましょう。
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コンクリート診断士 講習eラーニング概要
2020年度よりコンクリート診断士講習の受講方法が『全国での講習会→eラーニングによる講習』に大きく変更されました。コンクリート診断士試験を受けるには診断士講習 e ラーニングの受講が必須です。ただし、2020年度 診断士講習受講者は2021年度の受講は免除されます。2019年度以前の受講者は再度受講が必要です。 受験希望者を対象としますので、各自受験資格を確認のうえお申込みください。
受講時間
全編合計 約9時間(基礎編:約5時間、応用編:約4時間)
※章・節ごとに区切っての受講が可能です。
申し込み期日と受講期間
申込受付期間:2022年1月12日(水)~ 2022年2月28日(月)
※受講期間は、2022年4月8日(金)~ 2022年5月16日(月)の予定です。
受講費用
合計:23,000円
受講料:22,000円(税込、テキスト「コンクリート診断技術 ’22」含む)
願書代:1,000円(税込)
※eラーニング受講申込者は、コンクリート診断士試験受験願書を一緒に送ります。
受講申込み方法
入金および専用サイトからの受講申込みの登録が完了した方のみ、eラーニングの受講が可能となります。本学会HPよりお申込みください。詳細は、HP掲載の「2022年度コンクリート診断士講習 eラーニング受講申込手順」を参照願います。
以下の手順①~⑤に沿って確認ください。
①Eメールアドレス登録
Eメール登録サイトから eメールアドレスを登録します。
登録メールアドレス宛に、ログイン ID およびパスワードが届きます。
※登録前に必ず視聴の動作確認をしてください。
※視聴にかかる通信費は受講者負担となります。必ず通信環境の良い場所でご視聴ください。
②受講料入金
郵便局備付の払込取扱票(通信欄にログイン ID を記入)にて下記郵便振替口座へ払い込みください。
※通信欄にログイン ID を記入してください。
※複数まとめての払い込みは不可、払込手数料は申込者にてご負担願います。
③ 受講申込の登録
受講申込登録サイトから入力をお願いいたします。登録完了後は、登録(確認)画面を必ず印刷し、保存をお願いします。
④ 受講票・テキスト到着
2月28日までに STEP 3 までの手続き(入金および申込登録)が完了した方へ、受講票、テキスト「コンクリート診断技術’22」およびコンクリート診断士試験受験願書を4月中旬に宅配便にて送付いたします。
⑤ eラーニング受講
受講期間(4月8日~5月16日)に eラーニングサイト よりログインしてください。
※すべてのコンテンツを視聴すると受講修了証が表示されます。受講修了証は各自 印刷のうえ、願書に添付をお願いします。
※受講修了後は5月16日まで、すべてのコンテンツで復習が可能です。
e ラーニングの操作・登録方法に関するお問合せ先:info@jci-el.jp
受験資格等に関するお問合せ先:e-shindan@jci-net.or.jp
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル 12階
TEL:03-3263-1571 FAX:03-3263-2115
コンクリート診断士試験概要
試験実施については2022年3月頃ホームページおよび会誌にて詳細発表の予定です。
受験願書販売期間
2022年4月1日(金)〜5月9日(月)
*簡易書留郵便による郵送での購入は8月3日(月)消印有効
受験願書受付期間
2022年4月1日(金)〜5月16日(月)
*簡易書留郵便による郵送での提出は5月16日(月)消印有効
願書購入方法
1部 1,000円(税込・郵送料含む)
※領収書同封
※2018 年度から本学会窓口での販売はありません。
eラーニング受講申込者は、受講申込時に願書を一緒に購入頂きます。2021年度の受講者は販売期間中に購入手続きが必要となります。
郵便局の窓口で振込み後,簡易書留郵便にて郵送する場合
1)末尾の受験願書請求書に必要事項を記入
2)郵便局備付けの払込取扱票用紙により必ず窓口にて下記の口座へ払込み(払込手数料は申込者にてご負担願います)
3)払込取扱票用紙の振替払込請求書兼受領証(原本)を受験 願書請求書の所定欄に貼付け,必ず簡易書留郵便にて以下住所へ送付してください。
試験日
2022年7月24日(日) 午後1時30分~午後4時30分
試験地
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
試験方法
①四肢択一 ②記述式
受験資格
2022年5月1日において以下の1つに該当する方で、かつ、2021年度または2022年度にコンクリート診断士講習を受講された方。下記のいずれかを登録していること。
2. コンクリート技士
3. 一級建築士
4. 技術士(建設部門)
5. 技術士(農業部門-農業土木)
6. (特別上級・上級・1級)土木技術者 (土木学会)
7. RCCM(鋼構造及びコンクリート) (建設コンサルタンツ協会)
8. コンクリート構造診断士 (プレストレストコンクリート工学会)
また、
の監理技術者資格者証 を有すること。
コンクリート技術に関する科目(コンクリート工学、土木材料学、建築材料学、セメント化学、無機材料工学)を履修した卒業者。
2. 高等専門学校(専攻科) (実務経験4年以上)
3. 短期大学4. 高等専門学校(実務経験6年以上)
5. 高等学校(実務経験8年以上)
受験料
11,000円(税込)
払込方法
願書に同封されている本学会所定の払込取扱票(3連)を用いて払込みください。
合格発表
決定次第合否とも直接本人に通知するとともに,合格者には 登録申込み用紙を同封します。なお,欠席者への通知はありま せん。また、ホームページに合格者の受験番号を、「コンクリート工学」(掲載号は未定)誌上に合格者の受験番号と氏名を掲載致します。
コンクリート診断士の登録
コンクリート診断士試験の合格者のうち,コンクリート診断士登録申込書に「コンクリート診断士倫理規定」を遵守するこ とを誓約のうえ,登録した方には「コンクリート診断士」の資格が付与されます。登録者にはコンクリート診断士登録証ならびにコンクリート 診断士登録者証カード(写真入り)を発行致します。
2) 登 録 料:7,000 円(税込)
3) 登録証・登録者証カード発行時期:2022年 3 月末(2022年4月1日より有効)
研修
4年ごとの登録更新には診断技術の維持・向上のために必要な最新の技術あるいは診断事例等に関する研修の受講が必須条件となります。
2) 開 催 地:全国主要都市7箇所
3) 実 施:研修会の実施要領は該当者に通知します。(7月末予定)
4)受講料:8,800円(税込)
コンクリート診断士資格の合格率
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2020年 |
2,973人 | 484人 | 16.3% |
2019年 | 4,243人 | 663人 | 15.6% |
2018年 | 4,496人 | 665人 | 14.8% |
2017年 | 4,922人 | 738人 | 15% |
2016年 | 5,422人 | 804人 | 14.8% |
2015年 | 5,462人 | 806人 | 14.8% |
コンクリート診断士試験の参考書・問題集のおすすめ
『コンクリート診断士の学科試験勉強用のテキスト・問題集ってあるの?』と悩んでいませんか?こちらでは、コンクリート診断士の学科試験を独学で勉強している方に向けて、おすすめのテキストや問題集をご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。
コンクリート診断士試験合格指南
合否判定に重要な「記述式問題」の解答例、解説、文章作成の方法、効果的な勉強方法を指南します。過去問から厳選した50問で効率よく学べます。予想問題や記述式対策に役立つ実務の話題を紹介します。
著者 | 十河 茂幸、平田 隆祥、日経コンストラクション |
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出版社 | 日経BP |
ページ | 400ページ |
コンクリート診断士試験 重要キーワード120
コンクリート診断士試験に向けて重要なキーワード120を厳選しています。図や写真を交えて1つのキーワードを見開き単位で詳細に解説しているのでわかりやすい1冊です。
著者 | |
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出版社 | 日経BP |
ページ | 264ページ |
コンクリート診断士試験対策標準テキスト
この1冊でコンクリート診断士試験対策は万全と言える内容です。
著者 | |
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出版社 | 秀和システム |
ページ | 483ページ |