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間取図の記号・図面集の凡例 解説サイト

間取図記号

こちらの記事では、分譲住宅のパンフレットに記載されている『間取り図の記号』、新築マンションの『図面集の凡例』について解説しています。

クイズ形式でも紹介していますので併せてお楽しみ頂けると共に、各記号や凡例についての詳細は画像をクリックすると説明ページを開くことができます。クイズの答え合わせにもご活用ください。

間取図内の記号・凡例の役割とは

建築業界や不動産業界で働いている方でしたら、部屋の『間取図』を見るだけで、どこがどんな風に出来上がっている建物なのかを簡単にイメージすることができます。

例えば、このような新築マンションの『間取図』があるとしたら、部屋の広さや形状であったり、窓の配置であったりを業界の方たちは現地に行かなくても容易に想像することができます。

ですが、実際に購入される一般の方たちには、なんとなく部屋の配置は理解できたとしても、その姿や形までイメージすることはとても難しいですよね。

モデルルームに足を運んで実物を確認したとしても、どれがどんなものなのか、その場ではわかったとしても、家に帰ってから『間取図』を見直してみると、さて、さっぱりイメージが沸かない。とくに『凡例』と括られている記号たちは、どこか専門的すぎるきらいもあります。

マンションや分譲住宅は一生の買い物。すでに出来上がっている建物を確認できれば問題はありませんが、多くの新築マンションなどは、これから出来上がっていく建物を『間取図』だけで判断して購入することになります。

思い違いや確認漏れなどのトラブルを避けるためにも、『間取図』に表記されている『記号』の意味をしっかりと理解しておきましょう。

平面図で使用される記号

『平面図』とは、建物の床から1m50cmほどの高さを水平に切り取った建築図面のことを言います。建物を建てる計画図面として使用するものですので、部屋の間取りはもちろん、柱の中心から中心までの寸法、窓の種類や大きさ、扉(ドア)の形状などが詳細に記載されています。

窓の記号について

『間取図』の塗りつぶされている「枠」の部分がありますが、これらは「壁」もしくは「外壁」や「界壁(かいへき)」を意味しています。その中で「白抜き」されている箇所がいくつかありますが、その部分が「窓」になります。「窓」といっても一般的な「引き違い窓」から「装飾窓」と呼ばれる窓まで種類はさまざま。それらにどんな違いがあるのか確認してみましょう。

窓の表現

皆さんはいくつの窓の記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

ここでは3つほど代表的な窓の記号をご紹介いたします。

「引き違い窓」の記号

ガラスがはめ込まれた「障子」と呼ばれる部分を左右に動かすことができる窓。主にリビングなどからバルコニーやベランダに出入りする部分に設置されています。

『記号』に「|」縦線が入っている部分は出入りができる窓を意味し「掃き出し窓」と呼ばれます。逆に「|」縦線のない窓は「腰窓」と呼ばれ出入りをすることはできません。

最近のマンションの傾向としてはリビングに大開口の窓を設置することが多くなりましたが、「障子」が2枚だけですと1枚のガラスが大きくなりすぎてしまい開け閉めが重たくなってしまいます。そのため「障子」を3枚や4枚に分けた「引き違い窓」が設置されることが多くなってきました。

「FIX(フィックス)窓」の記号

英語の「FIX(フィックス)」には「固定する・動かないようにする」という意味がありますが、その名の通り、固定された開け閉めのできない窓を「FIX窓」と言います。

『間取図』では「白抜き」の部分に横線が一本しか入っていない状態。10年から20年前までは「はめごろし窓」とも呼ばれていましたが、最近は「けんどん構造」といって障子の取り外しができる窓も増えています。

「面格子付窓」の記号

マンションでは共用廊下に面した窓、戸建てでは浴室や洗面所などの窓に取り付けられているのが格子のついた窓です。『間取図』では「窓記号」の外側に点線で表記されています。

扉の記号について

扉(ドア)本体は「-」横線で表記されます。「片開き戸」など扉(ドア)を押して開けるタイプのものには半円が描かれていますが、これは扉(ドア)を開け閉めする際の弧を描いています。弧が大きいとそれだけ間口(幅)の大きい扉(ドア)ということになります。

扉の表現

皆さんはいくつの扉の記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

ここでは3つほど代表的な扉の記号をご紹介いたします。

「片開き戸」の記号

洋室やトイレなどによく使われる、ハンドルやノブなどで開け閉めができるドア。主に密閉性が高く、断熱や遮音などに優れています。表記の半円が描かれている部分が扉(ドア)が描く弧になります。半円でない方は「吊元」といって丁番などがついている部分となります。

「引き違い戸」の記号

和室の間仕切りや押入などの収納の扉に使用される頻度が高いです。「引き違い窓」と同じように戸が左右に動くタイプのもの。部屋と部屋を分けるために使用されることも多く、3枚や4枚の戸を使って部屋を分けることを「間を仕切る」と書いて「間仕切り戸」と言います。

「折戸」の記号

クローゼットなどの収納部分に多く使用される扉。戸が半分に折れて開くことから「折戸(おれど)」と言います。開けた時の開口部が広く使えること、扉が半分に折れるので邪魔にならないなど、スペースを有効活用することができます。

立面図で使用される記号

『立面図』とは、建物を真横から描いた外観図になります。『平面図』ではわからない建物の高さや屋根の形状を確認するために必要な計画図面で、東西南北の4面、もしくは東面と南面の2面を作図することが一般的です。

立面図の記号について

『立面図』で確認をすることができるのは「窓の大きさ」や「バルコニーやベランダの形状」などになります。玄関ドアや勝手口なども『立面図』に表記されます。

皆さんはいくつの立面図の記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

ここでは3つほど代表的な立面図の記号をご紹介いたします。

「上げ下げ窓」の記号

下段の障子を上げたり下げたりできる窓。上部はFIX窓になっているので動かすことはできません。『間取図』に表記されている「記号」はFIX窓に似ていますが、横線が2本であったり、開口部の中心に「|」縦線が入っていたりと、FIX窓とは区別した表記がされています。

「シャッター」の記号

「引き違い窓」や「掃き出し窓」とセットで設置することができるシャッター。主に防犯対策、もしくは台風などの強風からガラスを守る役割があります。記号としては窓の上にシャッターボックスを表記しています。開口部の広い窓になると巻き上げるシャッターも大きくなるので、その分ボックスも大きくなります。

「雨戸」の記号

「シャッター」と同じように防犯や防災の役目を担う「雨戸」。『立面図』の記号では「戸袋」もしくは「鎧戸」と呼ばれる雨戸を仕舞う個所の表記がされています。

断面図で使用される記号

『断面図』とは建物を垂直に切断し真横から見た図面になります。一般的には『平面図』にA→A’というように切断面を表記し、その個所についての情報を記載していきます。

断面図の記号について

家を建てる際にハウスメーカーや設計事務所と「契約書」を交わしますが、その分厚い契約書の最初に添付されるのが「敷地図」になります。

そこには道路から〇〇m離れた場所に建物を作るので、町の景観を損ねたり、道路の見晴らしを塞いだりすることはありません(道路斜線)というルールがあったり、お隣の家に影にならないように2階の一部分は作らないようにします(北側斜線)といったルールが存在します。

『断面図』は、このルールに則っていることを証明するための計画図面になります。

皆さんはいくつの立面図の記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

間取図記号一覧表・間取図記号クイズ
間取り図記号には、たくさんの種類があります。 小さな図面の中に、何があるのか正確に表すために間取り図記号は使われていますので、それぞれの特徴をとらえた的確な記号となっています。 よく見てみると「なるほど」と思えるものが多く、興味深いです。 ...

ここでは3つほど代表的な断面図の記号をご紹介いたします。

「GL」の記号

「Ground Line(グランドライン)」の略称。地盤面のことを言います。この地盤面を「0(ゼロ)」として建物の高さを測ります

「FL」の記号

「Floor Line(フロアライン)」の略称。床の仕上げ面の高さになります。専門用語で「天端(てんば)」とも呼びます。「1FL」は「GL(地面)」から1階の床までの高さのことを指し、「2FL」は1階の床から2階の床までの高さを表します。

「CH」の記号

「Ceiling Height(シーリングハイ)」の略称。部屋の床から天井までの高さになります。「天井高(てんじょうだか)」とも呼び、一般的な高さは2,400mm=2m40cmになります。マンションなどでは2,200mm=2m20cmが基準になることもあります。

また、『平面図』でも部屋名と共に「CH=2,400mm」のように天井高が表記されていることがあります。

配置図で使用される記号

『配置図』とは、敷地に対して建物がどのように配置されているかを表す建築図面になります。家を建てる際に国に建築許可を申請する最初の計画図になりますので、とても重要な図面になります。また、駐車場の位置や道路から玄関までの経路を確認することもできます。

配置図の記号について

『配置図』が重要な図面である理由の一つは、万が一の災害時にどうやって避難をするかという計画にあります。
大概の住宅は家の出入り口である玄関が避難経路として一番早く外部に脱出することができる個所になりますが、中には奥まったところに玄関がある建物もあります。そういう場合は、リビングの窓であったり、裏の勝手口であったりが避難経路になります。

そういった個所に上記の「▽」マークを印して申請を提出し、建物が出来上がるとちゃんと避難経路が確保されているか消防確認が行われ、その情報は近隣の消防署に保管されます。

そして、万が一のことが起きた時、消防隊は避難経路から救出に入るのです。

たまに窓に赤い▽マークのステッカーが貼ってある家がありますが、その印のある個所から消防隊が救出に入る経路になりますので、自宅のどこが避難経路になっているかを知っておくのも大切なことです。

皆さんはいくつの配置図の記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

部屋の広さで使用される記号

『平面図』や『間取図』などで部屋の広さを表している単位は複数あります。ここでは㎡、帖、坪などの計算方法を紹介していきます。

部屋の広さの記号について

部屋の広さについて、これだけは知っておきたい重要なことがあります。それは『間取図』や『平面図』に書かれている部屋の広さは壁の厚みの中心で図った寸法ということです。

例えば2.7m×3.6mという「6.0帖」の部屋があるとしたら、実際は2.6m×3.5mの大きさになります。『間取図』に表記されている寸法は、ほとんどが壁や柱の中心から数字を出していますので(これを『芯々寸法』と言います)、実際の部屋の広さ(『内法寸法』)については、内覧会や内見などでしっかりとメジャーで寸法を図る必要があります

皆さんはいくつの配置図の記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

ここでは2つほど代表的な部屋の広さの記号をご紹介いたします。

「帖(畳)」の記号

畳1枚分の広さのこと。目安としては「1帖=1.65㎡」になります。

「坪」の記号

畳2枚分の広さのこと。目安としては「1坪=3.31㎡」になります。土地の広さを表す「〇〇坪」も同様の計算になります。

部屋・スペース名で使用される記号

マンションの『平面図』などではLDKなど英語の略称で表現されているものが多く、その意味に戸惑う方も多いかもしれません。ここでは、そんな部屋名・スペース名の略称を解説いたします。

部屋・スペース名の記号について

「和室」や「洋室」などは簡単にわかりますが、「LDK」のように英語表記の頭文字を並べただけの呼称が、実は「間取図」にはふんだんに使用されています。

下記10項目の名称もすべて英語表記の略称。特にマンションの間取りに多く使われている呼称で、部屋名ではなく配管スペースのようなデッドスペースになる部分についても表記がされています。

皆さんはいくつの部屋名・スペース名の記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

ここでは2つほど代表的な断面図の記号をご紹介いたします。

「WIC」の記号

「Walk in Closet(ウォークインクローゼット)」の略称。大型タイプの収納スペースで、主に主寝室と共に配置することが多いです。歩いて中に入っていけるという意味で「ウォーク・イン」と呼ばれています。

「SIC」の記号

「Shoes in Closet(シューズインクローゼット)」の略称。「玄関収納」や「下足入」などのキャビネットタイプではなく、空間として確保されているクローゼットタイプのものを指します。

これら以外にも、部屋名ではなく設備品などについても多くの略称が使用されています。木造の一戸建てと違い、マンションでは設備品の設置場所にも多少の制限がかかってしまいますので、『間取図』の中で指定場所を記載されていることが多いです。

・AC=Air-Conditioner(エアコン):エアコンの設置場所
・R=Refrigerator(冷蔵庫):冷蔵庫の設置場所
・W=Washing machine place(洗濯機置場):洗濯機の設置場所

平面図で使用される電気記号

『間取図』や『平面図』の『凡例』に多く使用されているのが照明やコンセントなどの位置を表した電気記号です。日常生活にかなりリンクしている電源の配置について解説していきます。

電気記号について

凡例によく記載されている電気記号ですが、とくに重要なのは『間取図』の中でどこにコンセントが配置されているかです。それによって「家具」や「家電」などの配置も必然と決まってしまうのですから、これは本当に見過ごすわけにはいきません。

住まいを購入してしまってから、ここにコンセントが欲しかった!テレビを置いてみたら差込口が真逆だった!みたいなことになってしまうと、延長コードでビヨーンと伸ばしていくのもカッコ悪いですし、配線工事をするにもお金がかかりますし、新築の場合ですとできたばかりの部屋を解体しなければいけない事態にもなってしまいます。

『間取図』を手に入れたら、まずはコンセントのマークがある個所を赤ペンなどで印をつけ、どこにどれだけの数があるか必ずチェックをするようにしましょう。中古住宅を検討されている方も、内見の時などに『間取図』にコンセントの位置をメモしておくと、ほぼ引っ越し後に配置に迷うことはありませんよ。

皆さんはいくつの電気記号をご存じでしたか?『間取り図の記号一覧やクイズ』のページではさまざまなクイズ形式のPDFをダウンロードすることができます。

ここでは2つほど代表的な断面図の記号をご紹介いたします。

「コンセント」の記号

コンセントのプラグを模した記号になります。記号の横に表記されている数字は差し込み口の数を表しています。「2」ですと2つの差し込み口、「3」ですと3つの差し込み口がついているという意味になります。

「シーリング」の記号

照明器具を設置できる個所を表しています。引掛けシーリングに対応している照明器具であれば好きなものを設置することができます。また、新築の場合、「洋室」や「寝室」などの居室と呼ばれる部屋には、オプションなどで依頼をしていない場合、照明器具はご自身で設置しなければいけません

「ダウンライト」の記号

天井に埋め込まれている照明器具のこと。「廊下」などに設置されることが多いですが、最近は「リビング」などの主だった部屋にもダウンライトをふんだんに使用することが多くなっています。

まとめ

『間取図』や『平面図』を読み解いていくと、そこでどんな暮らしをしていくことができるのかが徐々に見えてきますよね。部屋の数や広さも重要ですが、そこにどんな設備が配置されているかによっては、いくら広い部屋だとしても「暮らしやすい」部屋にはなりません。

「住まい」を購入するということは、人生の中でそう何度もあることではないですよね。そんな重要な買い物ですから、専門の方としっかり相談をしながら、ワクワクするような暮らしを計画していきましょう。

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