この記事では、コンクリート技士の試験日・試験内容・合格率についてまとめています。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。
コンクリート技士とは、コンクリートの製造、施工、試験、検査および管理業務をおこなう技術者です。近年、高度化、巨大化、多様化するコンクリート工事に対応し、コンクリートの耐久性などの信頼性を得るためにも、求められている資格です。試験は年1回実施されます。
それでは、コンクリート技士資格について紹介していきましょう。
資格・学校の記事カテゴリ一覧
※タップで各カテゴリページが開きます。
コンクリート技士試験概要
受験受付期間:2021年8月 2日(月)〜9月6日(月)
申込方法:簡易書留郵便
筆記試験:2021年11月28日(日)
合格発表:2022年1月中旬
試験地:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
受験資格:
・コンクリート診断士
・一級建築士
・技術士(建設部門、農業部門-農業土木)
・特別上級・上級・1 級土木技術者
・RCCM(鋼構造及びコンクリート)
・コンクリート構造診断士
・1級土木施工管理技士
・1級建築施工管理技士
・大学、高等専門学校(専攻科):2年以上の実務経験
・短期大学、高等専門学校:2年以上の実務経験
・高校:2年以上の実務経験
・上記以外:3年以上の実務経験
受験料:8,800円(税込)
試験内容:四肢択一式:2時間
・コンクリート用材料の品質、試験および管理
・コンクリートの配(調)合設計
・コンクリートの試験
・プラントの計画管理
・コンクリートの製造および品質管理
・コンクリートの施工
・関係法令
資格の更新:4年ごとに所定の手続きにより更新。
※更新登録の該当者には、登録証の有効期間の最終年度またはその前年度の5月に通知されます。
コンクリート技士の合格率
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2020年 | 8,149人 | 2,501人 | 30.7% |
2019年 | 8,758人 | 2,583人 | 29.5% |
2018年 | 8,946人 | 2,644人 | 29.6% |
2017年 | 9,056人 | 2,584人 | 28.5% |
2016年 | 9,300人 | 2,684人 | 28.9% |
2015年 | 9,063人 | 2,664人 | 29.4% |
コンクリート技士資格試験の参考書・問題集のおすすめ
『コンクリート技士の学科試験勉強用のテキスト・問題集ってあるの?』と悩んでいませんか?こちらでは、コンクリート技士の学科試験を独学で勉強している方に向けて、おすすめのテキストや問題集をご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。
コンクリート技士・主任技士 合格テキスト&過去問
テキスト部分に図解イラストを使用して、合格に必要な知識を丁寧に解説しています。章ごとに一問一答を設けて、確認ができる仕組みです。
著者 | 渡部 正、川口 直能、森田 興司、小野 勇 |
---|---|
出版社 | 誠文堂新光社 |
ページ | 512ページ |
コンクリート主任技士/コンクリート診断士試験
コンクリート主任技士/コンクリート診断士試験で出題される小論文を手書きで作成する技術と方法を詳細に解説しています。出題に沿ったキーワードを暗記し、説得力のある文章を所定時間内にまとめる方法を指導します。出題例を参考に記述例・添削例を挙げて紹介します。
著者 | 京牟禮 実 |
---|---|
出版社 | 井上書院 |
ページ | 137ページ |