門構えは、建物の入り口にある門の外観や雰囲気のことで、建物の顔とも言える重要な要素であり、歴史やデザインや種類によってさまざまな特徴があります。
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門構えの歴史
歴史的には、門構えは寺院や神社などの宗教施設に多く見られるものでした。

東大寺 南大門
古代の寺院では、南門・南大門と呼ばれる門が主要なものでしたが、鎌倉時代以降に山号が付けられるようになると、寺院の表門を総称して山門と呼ばれるようになりました。

法然院 山門
神社では、鳥居と呼ばれる独特の形をした門がありますが、これは神域を示すものであり、実際に開け閉めすることはありません。
門構えのデザイン
門構えのデザインは、屋根や柱や控柱などの部材や装飾によってデザインされます。

屋根があるかないかで印象が大きく変わります。屋根の形や素材も重要で、日本の古い建物では、瓦や銅葺きが使われ格式高いイメージがあります。柱や控柱については、木材や石材などで作られますが、古い格式高いものでは彫刻や絵画や文字などが施されます。
門構えの種類

種類的には、門構えは柱を支える控柱の数によって四脚門と八脚門という分類をすることがあります。四脚門は控柱を4本立てたもので、八脚門は控柱を8本立てたものです。
また、寺院には山門以外にも仁王門や三間一戸など、さまざまな種類の門があります。

仁王門は両側に仁王像を安置した大きく堂々とした門であり、三間一戸は中央部分だけ開けられる小さく可愛らしい門です。
現代の門構えとアプローチの関係性
江戸時代の日本では門構えによって、建物の格式や家主の身分が分かるようになっていましたが、現在は様式のデザインも取り入れ、門構えも多様化しています。門構えは建物へ入る第一印象を決めるもので、どのようにアプローチさせるかによって建物までのストーリー性を与えるとより印象が強く感じられます。
現代の日本を代表する門構えとアプローチでいうと銀閣寺の銀閣寺垣が思い浮かびます。銀閣寺まで約50m延々と岩の上にある高い生垣に囲まれた露地を歩かせます。これは西芳寺の洗心の道を模しているといわれていますが、この50mの間でワクワク感が高められ銀閣寺が見えた瞬間の高揚感を更に高く感じさせる効果に繋がっていると思います。

すぐに建物を見せない考え方は、現在の建築家でもよく利用する手段で、最短距離で建物玄関まで導かず、わざわざクランクさせてアプローチすることで長い距離を歩かせ、高揚感を高めることを計画することがあります。

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