建物の外壁には、モルタルやコンクリート打放し、窯業系サイディングや板張りなど様々種類はありますが、昨今増えてきていると感じるのは金属系の外壁です。これはビルだけでなく戸建住宅にもよくつかわれるようになってきている感があります。

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金属系の外壁の種類
金属系の外壁には大きく分けて2つの種類があります。
- 金属板金張り
- 金属複合板
金属板金張りは、1㎜以上の金属板を折り曲げて下地の鋼材に直接取り付ける工法で、純粋に金属だけで出来ている外壁材となります。場合によっては、仕上げの種類によっては3㎜以上の金属板も使われることもあります。
一方、金属複合板については、1㎜にも満たない薄板を断熱材などの違う材料と複合板として製作された外壁材です。一般的に金属系サイディングと言われるものは、サンドイッチパネルと言われる材がこの金属複合板に該当します。戸建住宅では、昨今ガルバリウムを主材とした金属系サイディングが街中でよく見かけられるようになりました。
金属の種類
金属の種類は沢山ありますが、建築の外壁は常に外部にさらされた状態であるため、錆びに強くなければなりません。金属の錆びへの耐候性については、イオン化傾向の順で決まってきます。
- 金(もっとも錆びにくい) > 銀 > 銅 > 鉄 > クロム > 亜鉛 > チタン > アルミ(もっとも錆びやすい)
アルミやチタン、亜鉛、クロムは鉄よりも錆びにくいと一般的には認識されているにもかかわらず、イオン化傾向順では、鉄より錆びやすい性質となっています。これは、アルミ、チタン、亜鉛、クロムは表面を緻密な錆びで覆う不働態被膜をつくり上げる性質があり、その自らの緻密な錆びで表面を覆うことで、それ以上錆びにくくしているのです。そのため、耐久性の観点では、鉄よりもアルミや亜鉛の方が強いと認識されるわけです。
戸建住宅でよくつかわれるガルバリウムは鉄と亜鉛の合金でつくられているため、亜鉛の不働態被膜の性質が耐久性を高める要因となっています。また、錆びに強いといわれるステンレスも鉄とクロムの合金であり、クロムの不働態被膜の性質が耐久性を高める原因となっています。
金属系の外壁デザイン

株式会社GSユアサ 京都事業所
金属系の外壁は、窯業系サイディングに比べて金属独特の光沢により軽快感や透明感が感じられ、よりスッキリしていて洗練された印象をあたえられることが特徴です。
最近戸建住宅で多く使用されているのが、黒いガルバリウム鋼板です。

黒を採用することで、よりシャープさが強調されます。また、金属の軽快さが黒の重々しさをうまく緩和し植栽などの自然の色を際立たせる効果もあり、人気が高まっている理由の1つではないでしょうか。ビル建築では、金属の特有の反射性を利用して煌びやかさや、街の風景を映して街に溶け込むようなデザインを採用することがあります。
ビルの大きな規模の塊を軽快に、より街に馴染ませるには金属の外壁が上手くマッチしているように思います。

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