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【建築士つぶやく】建物の色彩計画(アースカラー)

図面制作スタッフ

建物の外装や内装には、塗装やクロスなど様々な場面で色を検討することになります。地域によっては、景観上の配慮すべき部分に限って条例によって外装材の色の選択幅が決められているところもあります。建物の外装色は、街の景観形成において色彩は大きな影響力を持つことになります。建物には床・壁・天井だけではなく窓やドア、取り付ける金物など様々な素材と色彩が溢れています。

街を美しく快適な環境とするためには、空間を構成する全ての要素の色彩関係を整える必要があります。個々の色に悪い色はなく、組み合わせによって全く効果がかわり構成された色彩の調和が建物独自の色を生み出し、さらに街並みの景観をつくりだすことに繋がります。特に日本では歴史性価値の高い地域や、自然公園法の適用地域では色彩と意匠性について条例等で制限が厳しく適用されることになります。

 

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歴史的価値の高い地域や、自然公園適用地域での色彩計画

京都や奈良などの寺院が立ち並ぶ歴史的価値の高い地域の建物は、街を見渡すと色彩が統一されており、奇抜な建物が建っていません。

また、高野山や富士山などの自然公園法の適用される地域についても、自然の景観に配慮された建物の色彩計画になっています。

それは、各市町村による条例で色彩計画や意匠性について制限がかけられ、建築するときには各市町村へ届け出することになっているためです。歴史的価値の高い地域、自然公園法適用地域のどちらも共通して言えることは、赤や青などの彩度の高い原色を使うことはできないということです。

彩度を抑えることで、赤や青であってもグレー系に近づいていきます。自然界の落ち着いた色彩も彩度の低い色が多く、アースカラーと言われる地球の大地や植物などの自然物をイメージした茶色系から緑色系の色彩で、いずれにしても彩度は低く抑えられた色となります。

彩度を落としたアースカラーの中でも、茶色系の色彩は木や大地の色でヒトに馴染みのある色であることから、建物の外装に使われることが最も多い色彩ではないでしょうか。

歴史的価値の高い京都や奈良の街並みを見渡しても、本当の木材で出来ている建物も多いですが、着色している建物も茶系でまとめられていることが多く見られます。

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ニックネーム
one archi

現在の主な作業
一級建築士試験に一発合格し、組織設計事務所にて主に学校、公民館、道の駅、発電所等の幅広い用途の公共建築物の設計を行なっている。

自己紹介
芸術学部建築学科を卒業後、ハウスメーカーメーカーにて住宅の設計販売に携わる。一級建築士事務所開設を夢に、ハウスメーカーを退職し資格学校へ通うが、そこで現職場の先輩にスカウトされ組織設計事務所に所属する事になる。一級建築士の他に、インテリアプランナー、建築積算士、casbee評価員の有資格者である。2020年、実務経験と建築知識を活かして建築系のWEBライターとして始動。

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