環境配慮やエコ、省エネ、SDGsなど最近特に耳にするようになってきました。建築に関する法律でも「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」が改定され、大規模なビルに適用されていた省エネ計算が、小さな規模の住宅にまで求められるようになってきました。
では、環境に配慮した建築、省エネ建築はなぜそれほどまで必要とされるのか。建築は、建設資材の生産に始まって、施工、完成後の運用、維持・改修、解体などライフサイクルを通じて様々なかたちで環境に影響を与えています。地球温暖化の原因となる温室効果ガスの大半は石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料の燃焼を原因とするCO2によるもので、日本のCO2総排出量のうち、建物のライフサイクルを通じて排出されるものが全体の3分の1を占めています。
そのなかで、建物のライフサイクルを通じたエネルギー消費量の約3分の2が運用段階におけるものとの試算があります。この運用段階のエネルギー消費量の低減が非常に重要とされているなかで、省エネ技術の導入や、自然のエネルギーを利用した取り組みが積極的に行われるようになりました。
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建築デザインに取り入れる省エネ技術の導入や自然エネルギーの利用

建築の省エネ技術や自然エネルギーの利用に関しての考え方については、空調負荷軽減の為の外皮性能の向上や日射遮蔽、照明負荷軽減の為の自然採光、高効率型の機器選定、太陽光発電や太陽熱利用などが挙げられますが、特に建築デザインにも寄与するところは、日射遮蔽、自然採光です。
日射遮蔽から導かれる建築デザイン
日射遮蔽として有効な手段としては、方角に対する開口部の取り方、開口部へ直接日射が入らないような庇やルーバーのデザインとなります。

特に東西面の開口部については、直接日射が入ることで室内への熱負荷が大きい為、東西面を閉じるデザインとするか、太陽光角度に合わせたルーバーデザインが有効となります。

また、夏場の日射遮蔽を狙った落葉樹の植栽も効果があります。落葉樹は冬に葉っぱを落として暖かい太陽光を取り入れることもできます。

植栽を使った日射遮蔽では、建物の外皮にツル植物を巻き付けたデザインしているものがあります。

自然採光から導かれる建築デザイン
先に挙げている外皮性能の向上や日射遮蔽から矛盾するところがありますが、室外の明るさを室内へ取り入れ、照明負荷を軽減します。こちらも、直接太陽の日射が入らないよう方角に対して開口部を調整することや、一旦どこかに反射させて室内に光を間接的に取り入れる方法があります。庇やルーバーで直接入る太陽の光は遮断し、地面や庇に反射した光を室内に取り入れることで、昼間の室内の照度を確保し、照明負荷を軽減します。

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