美しく垂れ下がる細長い葉が魅力的なオリヅルランは、観葉植物の中でも知名度のある植物です。名前の由来は、細長く伸びる茎の先につく子株のフォルムが「おり鶴」に見えることからきています。風水では「水の気」を持つとされ、水回りと相性がいいとされています。風水では、水回りは健康運を司る重要な場所として知られています。水回りにオリヅルランを飾ることで、ご家族の健康運を上げていきましょう。
この記事では、オリヅルランの風水効果と運気をアップさせる置き場所、花言葉、育て方などについてご紹介します。
風水おすすめ観葉植物32選
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オリヅルランってどんな観葉植物?
オリヅルランは北欧とヨーロッパ以外に広く分布し、200種類以上の品種がありますが、観葉植物として広まっているのは数種類のみです。春から秋にかけて、ランナーと呼ばれる長い茎の節から白い花が咲きます。ランナーの先にできる子株のフォルムが折り紙の折り鶴のようなので、オリヅルランといいます。また、細長い葉が広がるように伸びる見た目がクモのようなので、スパイダープラントとも呼ばれています。寒さに強いため、日本では関東以南の暖かい地域であれば屋外でも越冬することができます。また、根茎が生きていれば、地上部が枯れてしまったように見えても、生長期になると再び芽を出してくれます。
オリヅルランの花言葉
細長く伸びた茎の先にたくさんの子株をつけるオリヅルランをご覧になったことがあると思います。その特性から、オリヅルランの花言葉は「集う幸福」「子孫繁栄」「守り抜く愛」「祝賀」となっています。
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オリヅルランの種類4選
オリヅルランとして多く流通しているのは Chlorophytum comosum という種類です。園芸品種として育てられた、斑入り品種であるナカフオリヅルラン、ソトフオリヅルランが代表的です。その他にアフリカ原産のシャムオリヅルラン、葉の先がカールするボニーという品種なども人気があります。 スタイリッシュな見た目でインテリアとしても人気の高いオリヅルランは、初心者でも育てやすい観葉植物です。
①ソトフオリヅルラン


ソトフオリヅルラン
葉が細長く明るい緑色をしているのでシャープで明るい印象を与えます。緑の葉と白のコントラストがきれいです。白い部分は葉の両端に入るのが特徴的です。
②ナカフヒロハオリヅルラン


ナカフヒロハオリヅルラン
緑色の葉の中心が白くなり、ソトフオリヅルランとはまた違った見た目を楽しむことができます。葉は柔らかく幅も広いため、ソフトな印象を与えます。
③シャムオリヅルラン


シャムオリヅルラン
濃い緑の葉に白い色が入り、緑を引き立たせてくれます。ソトフオリヅルランよりも白い部分が細いです。コンパクトなタイプなので置き場所にも困りません。
④ボニー


ボニー
品種改良されたものとなり、特徴はくるんとカールした葉です。躍動感あふれる品種として人気を集めています。
オリヅルランの育て方
明るい日陰を好むオリヅルランは、強い直射日光が当たらないように、寒冷紗や遮光ネットなどで日光を遮るようにして育てます。室内では、風通しの良い明るい窓際に置いてあげます。オリヅルランはあまり手間がかからないので、観葉植物を初めて育てる方にもおすすめです。水やりは、表面の土が乾いてからで十分です。寒い時期は水やりを控えて様子を見ましょう。オリヅルランは生長が速いので、1〜2年毎に植え替えをしましょう。長い葉が垂れるように伸びるので、ハンギングにするとおしゃれに飾ることができます。
オリヅルランの子株を分けて増やしていくことは、オリヅルランを育てる楽しみの1つです。長い茎の先に小さな株ができます。この子株が根を張って増えていきます。株分けの方法は、子株ができた長い茎の根元をカットします。子株根元で茎から切り離します。子株から根が出るまで、水挿しにして様子をみます。子株から根が出てきたら、土に植え付けましょう。
オリヅルランのインテリア取り入れポイント
細長い葉が垂れるように育つオリヅルランは、ハンギングで飾る観葉植物の代表選手と言ってもいいでしょう。長い茎の先に花が咲いたり、子株ができたりするので、素敵なインテリアになります。ランナーから出た小株の根は、まだ土に触れていないので綺麗な白い色をしています。ランナーの根本からカットして株分けし、お気に入りのガラス瓶で水耕栽培すると、涼しげなインテリアになります。
観葉植物の育て方
観葉植物の育て方を知ることはとても大事です。特に風水絡みで観葉植物を購入するのなら枯らすわけにはいきませんもんね。そんな方には、熱帯植物に関する著書を多数書かれている尾崎章さんの下記2冊をおすすめします。お手元に1冊いかがでしょうか。
著者 |
尾崎 章
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出版社 | 西東社 |
ページ | 207ページ |
オリヅルランを風水に取り入れるポイント
垂れ下がる植物は、風水では「陰の気」を持つとされており、気持ちを鎮め、落ち着きをを与える効果があります。また、「人間関係の運気」を上げる力がありますので、家族運、恋愛運、対人運などといった人との繋がりやコミュニケーションで悩む方は、お部屋に取り入れて見るといいかもしれません。
オリヅルラン|運気を上げるための置き場所
家族運アップの方角・場所
家族が集まるリビングは、家族運に影響を与える重要な場所となります。リビングにオリヅルランを飾ると、気持ちを落ち着かせる風水の効果で、皆の気が整っていきます。そうすると、自然と会話が増え、笑顔の絶えない空間になっていきます。リビングは人だけでなく、家電も多く置かれています。家電からは強い陽の気が発せられているので、陰の気を放つオリヅルランを置くことで、部屋全体の気の流れのバランスが取れるようになります。
また、NASAの研究ではオリヅルランは、シックハウス症候群の原因ともなるホルムアルデヒドを除去する効果があると発表されています。爽やかなグリーンの見た目で心を癒し、空気も清浄にしてくれるオリヅルランを飾らない手はありません。ただ、オリヅルランは細長く尖った葉を持っています。そのような葉は「鋭い気」を発しています。リビングに置く際には、ソファや椅子など人が長時間リラックスするような場所の近くには置かないように気をつけましょう。
対人運アップの方角・場所
玄関は風水的な観点では、良い気も悪い気も出入りする重要なポイントとなります。そこに、対人運を上げる効果のあるオリヅルランを飾ることで、良縁を呼び寄せることができます。また、オリヅルランの鋭い葉は邪気を払う効果もありますので、訪問販売など迷惑な客の来訪を避けてくれるかもしれません。
南東は、人間関係を象徴する方角とされています。長い茎に小さな株をいくつもつけて、数を増やすオリヅルラは、新しいコミュニティをつくるのに最高の運気アップ植物です。人間関係で悩みがあるなら、オリヅルランを南東に置いて改善をはかってみましょう。
健康運アップの方角・場所
風水では、トイレや浴室などの水回りは、悪い気を排出する場所とされています。葉が下に向かって伸びるオリヅルランは、気を鎮めバランスをとる効果に優れているので、トイレにピッタリの観葉植物の1つといえます。さらに、オリヅルランの尖った葉先は、邪気を払うのに一役買ってくれます。匂いや汚れによっても運気が下がってしまいます。トイレはいつも綺麗にしておいて損はありません。暗くなりがちなトイレにライトグリーンとホワイトの明るい葉を持つオリヅルランを飾れば、風水だけでなく印象アップします。
風水では北東は「鬼門」と呼ばれ、とくに健康に悪い影響をもたらすとされています。風水の本場、中国では北東が凹んでいると悪い気が入るとされており、ガレージや庭が北東にある家は売れないのだとか。日本ではそこまで神経質に捉えられていないので、実は北東が凹んでいる間取りの家に住んでいる、ということもありそうです。そんな時は、オリヅルランを北東に置いて邪気を払ってもらいましょう。風水では、良い運気を招くことと同様に、悪い気が入るのを防ぐことも重要です。「鬼門」をしっかりと押さえることで、家族の健康を守りましょう。
オリヅルランのおすすめランキング3選
【第1位】オリヅルラン 5号釣りポット付き
垂れるように伸びる葉が魅力的なオリヅルランを、5号の釣りポットに入れてお届けします。すぐにお部屋にハンギングできるので、プレゼントにも最適です。
サイズ | 5号ポット(直径約15cm) 背丈:20~25cm程度 |
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【第2位】オリヅルラン苗 10ポットセット
キジカクシ科 オリヅルラン属の綺麗な斑入りのオリヅルランの苗を10ポットまとめてお届けします。ご自身でお気に入りの鉢に植え替えてハンギングしたり、水耕栽培にしたり、楽しみ方は自由です。
サイズ | 草丈:10〜30cm |
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【第3位】オリヅルラン 陶器鉢
全体の高さが25cm〜30cmのお手頃サイズのオリヅルランが美しい陶器鉢に入っています。贈り物にも最適です。
サイズ | 本体:高さ約25cm~30cm 陶器鉢:高さ10.5×直径12cm(鉢皿付) |
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まとめ
対人運、健康運、恋愛運などに良い影響を与えるオリヅルランは、成長が早く子株で増やしていくという楽しみもあります。魅力あるオリヅルランを育てることで、風水効果も得られるとあれば、取り入れない手はありませんね。