建物を検討、設計する際に一番最初に書く図面である「平面図」。建物を建築する上で一番目にする「平面図」、打合せ等でも一番活用する「平面図」とはどのようなものを言い、またどのような役割を果たしているのでしょうか?「平面図」の見方は?下記に具体的に説明していきます。
※このサイトは広告が含まれております。リンク先の他社サイトにてお買い求めの商品、サービス等について一切の責任を負いません。
平面図の定義と役割
「平面図」とは建物を床から高さ1~1.5mで水平に切断しその面を上から見下ろして描いた図面のことを言います。平面図とは設計者にとっても一番最初に検討、作成する図面であり、間取り等のプランを検討したり、建て主(発注者)に説明したりするとても基本的で重要な図面です。
また建て主も一番目にする図面であり、これを見てその建物がどのようなプランなのかを理解します。工事業者にとってもその建物を建てる際に一番活用する図面であると言えます。おそらく他のどの図面よりも一番最初にこの図面を見て工事を実施するのではないのでしょうか?このように平面図は、立面図や断面図、構造図、設備図等すべての基となる図面になります。
上記の理由から平面図にはいろいろな情報が詰まっています。情報量をそれだけ平面図に表現することで、それを見るだけで様々なことがわかります。また、わかるように平面図は描かれています。
平面図の見方
平面図の見方を簡単に説明していきます。まず、平面図は住宅の場合、縮尺を1/50で表すことが多いです。図面によっては1/100の場合もあります。そして、左上に方位が表記(特に決まりはありませんが、左上に表記することが多いようです)されます。平面図には様々な情報が表現されています。
① 建物の大きさを表す寸法
② 室名
③ 設備等
各水回りの設備
- ユニットバス
- トイレ
- 洗面化粧台
- キッチン、流し など
④ 窓や各室の戸
- 外壁の窓(引違い窓、FIX窓、突き出し窓、開き窓等)
- 内部の戸(開き戸、引き戸、折戸、アコーディオンドア)
まとめ
平面図とは、建物を床から1~1.5mの高さで水平に切断し、その断面を上から見下ろして描いた図面です。この図面はすべての設計図面の基礎となるもので、多くの情報が詰まっており、建物の構造や配置を理解する上で欠かせない重要な役割を果たします。
図面22種類の特徴・読み方
※タップで各カテゴリページが開きます。
人気記事建築図面22種類|その内容と見方をわかりやすく解説
人気記事間取図12種類の定義・特徴を解説!【1R~4LDKタイプまで】