「ガス配管図」とはどんな図面でも構いません。この記事では「ガス配管図」の図面の役割や見方について説明します。
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ガス配管図とは
住宅で利用されるガスはキッチンのガスコンロ、給湯器へのガスの供給が基本です。
具体的にはガス給湯器からシステムキッチンの流しへの給湯、お風呂への給湯、洗面化粧台への給湯、また温水床暖房への給湯になります。ガス栓への供給などもあります。
都市ガスの供給エリアでは都市ガスが、それ以外のエリアではプロパンガスが供給されます。
現在は住宅においてオール電化の普及が進んでいますが、ガスを利用している住宅も多く、これからも継続していくインフラの一つです。そのガスを引き込むから供給先までを描いたものが「ガス配管図」です。
ガス配管図で表現されるもの
〇ガス本管の大きさ
道路を埋設しているガス本管より分岐引込
〇ガスメーターの大きさここ
で本管からのガスを受けて屋内へ供給
〇ガスコック
コンロやファンヒータへ
〇屋外にあるガス給湯器
これらをつなぐ配管を示しています。この配管ルートに関しては床下を危うのか、壁内を危うのか、天井フトコロを危うのか現場に応じて設計します。
ガスメーターについて
ガスメーターの目安は番号で表記されるのですが、ガス器具の流量から検討されます。一般にキッチンのガスコンロと16~24号のガス給湯器の場合は5号メーターで十分ですが、床暖房や温水熱源を併用する場合はガス会社に委託することをお勧めします。最近のガスメータはガスの過大流量を検知できる安全システムを組み込んだマイコンメータが使用されており、遮断機能と警報機能が定められています。
この安全システムはマイコンメータとガス会社とを電話回線で結ぶ遠隔遮断と遠隔通報ができるシステムが用意されており、24時間監視センターに接続されているのでいざという時に電話でサポートを受けられます。例、旅行にたの外出は良いが調理の火を止めるのを忘れてしまった場合でも24時間監視センターに連絡すれば遠隔でマイコンメータの遮断弁を閉止できます。
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