2026年(令和8年)の厄除け祈願をどこで行うか迷っていませんか?東日本には、古くから人々の信仰を集め、強力なご利益で知られる由緒正しき厄除けの神社・お寺が数多く存在します。
この記事では、特にご利益があると評判の高い関東・東北エリアのスポットを20箇所厳選してご紹介します。東京だけでなく、神奈川、千葉、埼玉、そして東北にも、わざわざ遠方から参拝者が訪れるほどのパワーを持つ厄除けの聖地があります。今年の厄年を乗り切り、運気をリセットする最高の場所を見つけましょう。
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東日本で厄除け神社が多い理由
東日本、特に古都から見て「鬼門」にあたる関東・東北地方には、厄災を鎮めるための強力な神社仏閣が意図的に建立されてきた歴史があります。これらは単なる地域の信仰だけでなく、国家の安寧を守るための霊的な拠点としての役割を担い、その信仰が今も大規模な厄除け文化として根付いています。この歴史的・地理的背景こそが、東日本に多くの強力な厄除け神社が存在する理由です。
古来より関東・東北に広がった厄除け信仰
東日本に強力な厄除け神社が多い背景には、古来からの風水思想が深く関わっています。かつての都(京都)から見て北東の方位は「鬼門」とされ、厄災が侵入する入り口と考えられていました。そのため、都の東方に位置する関東や東北の地域では、国家的な厄災を鎮め、国全体を守護する目的で、強力な霊力を持つ神社仏閣が意図的に建立されてきました。特に東北は「奥州鎮護」の神域として、地域の厄災を一手に引き受ける役割を担ってきた歴史があります。
各地の“厄除け祭”や伝統行事
厄除け信仰が根付いた結果、東日本では大規模な厄除け祭や伝統行事が発展しました。その代表格が、神奈川の川崎大師や東京の西新井大師です。川崎大師の初詣祈願は、護摩(ごま)を焚き上げて厄を払う大護摩祈祷が有名で、日本でも有数の参拝者数を誇ります。また、西新井大師では節分時期に「節分厄除け祈祷」が盛大に行われます。これらのイベントは単なる宗教行事ではなく、地域社会全体が厄を払い、新しい年の安寧を願う文化的な広がりを見せています。厄除けの時期に合わせて参拝することで、より強いご利益を得られるでしょう。
特に都心である東京には、歴史的由緒を持つ厄除けスポットが集中しています。こちら【東京の神社&お寺おすすめ14選】をご覧ください。
東日本の厄除け・厄払い神社20選
東日本の広大なエリアから、ご利益の評判が高い神社・お寺を厳選してご紹介します。
| No. | 神社・お寺名 | 所在地 | 主なご利益 | 特徴・キーワード |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
神奈川県川崎市 |
災厄消除、開運満足 |
日本一級の厄除け大師、強力な護摩祈祷 | |
| 2 |
東京都足立区 |
厄除け、病気平癒、女性の開運 |
関東厄除け三大師の一つ、女性の厄除け | |
| 3 |
東京都府中市 |
厄除け、武運長久、縁結び |
武蔵国の総社、約1900年の歴史 | |
| 4 |
千葉県成田市 |
災厄除去、家内安全、商売繁盛 |
不動明王信仰の中心、大規模な護摩祈祷 | |
| 5 |
神奈川県高座郡 |
八方除け、厄除け開運 |
全国唯一の八方除の守護神 |
|
| 6 |
埼玉県日高市 |
出世開運、厄除け、夫婦円満 |
約1300年前に高句麗の王族が創建 | |
| 7 |
茨城県鹿嶋市 |
武道の神、厄除け、勝利 |
全国鹿島神社の総本社、強大な武の神 | |
| 8 |
群馬県前橋市 |
厄除け、方災消除 |
関東厄除け三大師の一つ、方災消除 | |
| 9 |
栃木県日光市など |
厄除け、縁結び、家内安全 |
日光の社寺群の一つ、開運信仰 | |
| 10 |
埼玉県久喜市 |
厄除け、開運招福、家内安全 |
関東最古の大社の一つ、関東の総鎮守 | |
| 11 |
宮城県塩竈市 |
厄除け、安産守護、海上安全 |
陸奥国一宮、東北地方有数の格式 | |
| 12 |
福島県大沼郡 |
厄除け、縁結び、五穀豊穣 |
会津総鎮守、あらゆる災難から守護 | |
| 13 |
山形県鶴岡市 |
厄除け、現世利益、諸願成就 |
修験道の聖地、三山巡りで罪穢れを払う | |
| 14 |
秋田県大仙市 |
厄除け、安産、子宝 |
創建千余年の古社、特に安産に強い | |
| 15 |
青森県弘前市 |
厄除け、開運招福、農漁業守護 |
津軽の総鎮守、パワースポット | |
| 16 |
岩手県盛岡市 |
厄除け、勝運、家内安全 |
盛岡の総鎮守、厄を打ち破る勝負の神 | |
| 17 |
宮城県仙台市 |
厄除け、開運、家内安全 |
仙台城本丸跡、災いを寄せ付けない霊力 | |
| 18 |
宮城県仙台市 |
厄除け、勝運、魔除け |
国宝の豪華社殿、伊達政宗創建 |
|
| 19 |
福島県会津若松市 |
厄除け、勝運、学問 |
松平容保公を祀る、心願成就の注目地 | |
| 20 |
山形県南陽市 |
縁結び、厄除け、開運招福 |
日本三熊野の一つ、厄を払い運を結ぶ |
関東エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城)
1. 川崎大師 平間寺(神奈川)

川崎大師 平間寺(神奈川)
厄除けの代名詞「護摩祈祷」の総本山
真言宗智山派の大本山。「厄除け大師」として全国的に有名で、その護摩祈祷は厄除けの代名詞。年間を通じて初詣参拝者数で常に上位にランクインします。日本三大師の一つに数えられ、毎日の大護摩供では力強いお経と炎で煩悩を焼き払い、厄を消除します。特に正月三が日の参拝者は非常に多く、全国から厄除けを願う人々が列をなします。
| 所在地 | 神奈川県川崎市 |
|---|---|
| ご利益 | 災厄消除、開運満足 |
| アクセス | 京急大師線・川崎大師駅から徒歩 |
2. 西新井大師 總持寺(東京)

西新井大師 總持寺(東京)
女性の厄除けに強い関東三大師
関東厄除け三大師の一つ。弘法大師が開創したと伝えられ、特に女性の厄除けや安産、子育てにご利益があるとされています。毎月21日の縁日や、節分会には多数の参拝者が訪れます。本堂横には女性特有の悩みにご利益がある「女人堂」があり、境内には美しい牡丹園もあるため、癒しを求める人にも人気です。
| 所在地 | 東京都足立区 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、病気平癒、女性の開運 |
| アクセス | 東武大師線・大師前駅から徒歩 |
3. 大國魂神社(東京)

大國魂神社(東京)
武蔵国の総鎮守と八方除けの神
武蔵国の総社。約1900年の歴史を持ち、特に厄除けや八方除けの神様として信仰されています。毎年5月のくらやみ祭りが有名です。祭神は大國魂大神で、武蔵野国の守り神として崇敬されてきました。厄除けや方除けの祈願だけでなく、東京の多摩エリアの総鎮守として、地域の発展と安寧を見守り続けている歴史ある神社です。
| 所在地 | 東京都府中市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、武運長久、縁結び |
| アクセス | 京王線・府中駅、JR府中本町駅から徒歩 |
4. 成田山新勝寺(千葉)

成田山新勝寺(千葉)
不動明王の炎で厄を焼き払う
真言宗智山派の大本山。ご本尊の不動明王は古来より厄災を焼き払う仏様として知られ、広大な敷地で荘厳な護摩祈祷が行われます。厄除けだけでなく、交通安全のご利益も有名です。毎日厳修される護摩祈祷は、誰でも参列可能で、その力強い炎は心の迷いや厄を断ち切ると信じられています。広大な境内は散策スポットとしても人気です。
| 所在地 | 千葉県成田市 |
|---|---|
| ご利益 | 災厄除去、家内安全、商売繁盛 |
| アクセス | JR・京成線・成田駅から徒歩 |
5. 寒川神社(神奈川)

寒川神社(神奈川)
全方位の災いを除ける八方除けの守護神
全国唯一の八方除の守護神。地相・家相・方位・日柄など、あらゆる厄災から身を守るご利益があるとされ、幅広い層から人気です。祭神は寒川比古命と寒川比売命。八方とは東西南北、北東(鬼門)、南西(裏鬼門)、天(上)、地(下)のすべての方向を指します。人生のすべての禍を除く「八方除け」を求めて、芸能人や経営者なども参拝に訪れることで知られています。
| 所在地 | 神奈川県高座郡 |
|---|---|
| ご利益 | 八方除け、厄除け開運 |
| アクセス | JR相模線・寒川駅から徒歩 |
6. 高麗神社(埼玉)

歴代総理も参拝した出世開運の聖地
約1300年前に高句麗の王族が創建。出世開運の神社として知られ、歴代総理大臣も参拝したことで有名になりました。祭神は高麗王若光(こまのきみじゃっこう)です。多くの著名人や閣僚を輩出してきたことから「出世の神様」として知られています。境内には樹齢400年を超える御神木もあり、強いパワースポットとしても注目されています。
| 所在地 | 埼玉県日高市 |
|---|---|
| ご利益 | 出世開運、厄除け、夫婦円満 |
| アクセス | JR川越線・高麗川駅から徒歩 |
7. 鹿島神宮(茨城)

鹿島神宮(茨城)
関東最古の武神が災厄を祓う
全国に約600ある鹿島神社の総本社。強大な武の神様として知られ、災厄を払う強力なパワーがあることから厄除けでも人気です。祭神は武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)。地震を鎮めると伝わる「要石」があり、鹿島立ちは武士の決意の旅立ちとして有名でした。関東最古の神社の一つであり、人生の岐路における災難除けに特にご利益があります。
| 所在地 | 茨城県鹿嶋市 |
|---|---|
| ご利益 | 武道の神、厄除け、勝利 |
| アクセス | JR鹿島線・鹿島神宮駅から徒歩 |
8. 前橋厄除大師(群馬)

前橋厄除大師(群馬)
方位の災難を解消する関東三大師
正式名称は蓮花院。関東厄除け三大師の一つに数えられ、特に方位からくる災難(方災)を取り除くご利益が厚いことで知られています。真言宗の寺院で、ご本尊は厄除け大師です。毎年節分には盛大な節分会大護摩供が執り行われ、多くの参拝者で賑わいます。日常生活における「悪い流れ」を断ち切り、開運へと導く力を授けてくれると評判です。
| 所在地 | 群馬県前橋市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、方災消除 |
| アクセス | JR両毛線・新前橋駅から車 |
9. 日光二荒山神社(栃木)

日光二荒山神社(栃木)
宇都宮の開運・勝運を司る総鎮守
日光の社寺群の一つ。栃木県内に複数ありますが、宇都宮の二荒山神社は特に厄除け・開運の信仰が篤く、市民の憩いの場でもあります。日光の二荒山神社は縁結びや安産で有名ですが、宇都宮の二荒山神社は町の中心に鎮座し、地元では「おふたやまさん」として親しまれています。主祭神は豊城入彦命で、勝運、厄除け、家内安全に特に強いご利益があります。
| 所在地 | 栃木県日光市/宇都宮市など |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、縁結び、家内安全 |
| アクセス | JR・東武線・日光駅など(場所による) |
10. 鷲宮神社(埼玉)

鷲宮神社(埼玉)
関東最古の由緒を持つ総鎮守
関東最古の大社の一つとされ、近年はアニメの舞台として聖地巡礼地にもなりましたが、古くから関東の総鎮守として厄除け信仰を集めています。天穂日命と武夷鳥命を祀る歴史ある神社です。関東の武士の崇敬が厚く、鎌倉時代には源頼朝からの寄進もありました。厄災除けや心願成就の神として、地域を超えて広く信仰を集めており、アニメの舞台になる前からその由緒は非常に深いです。
| 所在地 | 埼玉県久喜市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、開運招福、家内安全 |
| アクセス | 東武伊勢崎線・鷲宮駅から徒歩 |
東北エリア(宮城・福島・山形・秋田・青森・岩手)
11. 塩竈神社(宮城)

塩竈神社(宮城)
東北の格式高い一宮と海の守護神
陸奥国の一宮。東北地方の神社の中でも特に格式が高く、古くから東北の平和と安全、厄除けを祈る中心的な役割を担ってきました。祭神は塩土老翁神(しおつちおぢのかみ)。海の守護神であり、生活全般の厄災を払い、幸福を導く神様として崇敬されています。長い石段を登りきった場所にある社殿からは、塩釜港を見下ろすことができ、その景観の素晴らしさも有名です。
| 所在地 | 宮城県塩竈市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、安産守護、海上安全 |
| アクセス | JR仙石線・本塩釜駅から徒歩 |
12. 伊佐須美神社(福島)

伊佐須美神社(福島)
会津総鎮守としてあらゆる災難を守護
会津総鎮守。かつては会津一円で絶大な権威を誇り、あらゆる災難から人々を守る強力なご利益があるとして厄除け祈願が盛んです。創建は崇神天皇の時代に遡るとされる、非常に歴史の古い神社です。会津地方の守護神として知られ、春のあやめ祭りや秋の例大祭は地域最大の行事です。厄除けや方除け、特に「会津五社寺」の巡拝で信仰を集めています。
| 所在地 | 福島県大沼郡 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、縁結び、五穀豊穣 |
| アクセス | JR只見線・会津高田駅から徒歩 |
13. 出羽三山神社(山形)

出羽三山神社(山形)
過去・現在・未来を清める修験道の聖地
羽黒山、月山、湯殿山の三山の総称。修験道の聖地であり、三山を巡ることで過去・現在・未来の罪穢れが払われるとされます。羽黒山は現世の幸せ、月山は死後の世界、湯殿山は来世を表しており、この三山を巡拝することは、生まれ変わり(擬死再生)の旅を意味します。特に羽黒山の国宝・五重塔は圧巻で、人生の節目における厄払い・開運に強いご利益がある聖地です。
| 所在地 | 山形県鶴岡市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、現世利益、諸願成就 |
| アクセス | JR羽越本線・鶴岡駅からバス |
14. 唐松神社(秋田)

唐松神社(秋田)
子宝・安産と災厄除けの女性の守護神
創建千余年の歴史を持つ古社。特に子授け・安産にご利益があることで知られていますが、厄除けのご祈祷も行われています。神社創建の際に、神様が唐松の枝に宿ったという伝説が名前の由来です。別名「産神様」とも呼ばれるほど、女性の守護神として篤い信仰を集めています。生命の始まりである出産を守ることから、災いから身を守る厄除けにも強いパワーを持ちます。
| 所在地 | 秋田県大仙市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、安産、子宝 |
| アクセス | JR奥羽本線・刈和野駅から車 |
15. 岩木山神社(青森)

岩木山神社(青森)
津軽富士に鎮座する開運招福のパワースポット
津軽富士と呼ばれる岩木山の山頂に奥宮がある、津軽の総鎮守。パワースポットとしても有名で、厄を払って運を開くご利益があります。「お山は岩木山、お寺は長勝寺」と津軽の人々に親しまれ、古くから厚い信仰を集めてきました。特に、楼門や拝殿など、江戸時代に再建された社殿群は重要文化財に指定されており、その荘厳な姿も魅力の一つです。
| 所在地 | 青森県弘前市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、開運招福、農漁業守護 |
| アクセス | JR弘前駅からバス |
16. 盛岡八幡宮(岩手)

盛岡八幡宮(岩手)
厄を打ち破る勝負の神、盛岡の総鎮守
約300年の歴史を持つ盛岡の総鎮守。古くから武士の信仰が厚く、厄を打ち破る「勝負の神様」として厄除け祈願が人気です。貞享3年(1686年)に南部直政によって創建されました。本殿の彫刻の豪華さは目を見張るものがあります。毎年9月に行われる例大祭は、絢爛豪華な山車(だし)が巡行し、多くの観光客と地元住民で賑わう、東北を代表する祭りとしても知られています。
| 所在地 | 岩手県盛岡市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、勝運、家内安全 |
| アクセス | JR盛岡駅からバス |
17. 宮城県護国神社(宮城)

宮城県護国神社(宮城)
仙台城跡に鎮座する強い守護の霊地
仙台城本丸跡に鎮座。宮城県出身の英霊を祀る神社ですが、その強力な霊力から災いを寄せ付けないご利益があると信仰されています。仙台市街を一望できる場所にあり、伊達政宗公を祀った青葉神社のそばにあります。その鎮魂の地であることと、武士の魂を祀る場所であることから、強い守護の力を持つとされます。特に、新しいことに挑戦する際の開運招福や厄難除けにご利益があります。
| 所在地 | 宮城県仙台市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、開運、家内安全 |
| アクセス | 仙台市営地下鉄・国際センター駅から徒歩 |
18. 大崎八幡宮(宮城)

大崎八幡宮(宮城)
伊達政宗創建の国宝社殿と魔除け
国宝にも指定されている豪華な社殿を持つ神社。伊達政宗が創建に関わり、魔除け・厄除けの守護神として知られています。桃山時代の建築様式を伝える社殿は、漆塗りと極彩色、豪華な彫刻が施されており、その芸術的価値も高いです。伊達政宗が領民の災厄除けを願い建立した経緯から、特に魔除けや厄除け、そして勝負運のご利益が強いと評判です。
| 所在地 | 宮城県仙台市 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、勝運、魔除け |
| アクセス | JR仙台駅からバス |
19. 土津神社(福島)

土津神社(福島)
信念を貫く力で厄を乗り越える
会津藩主であった松平容保公を主祭神として祀る神社。戊辰戦争後の会津の歴史と精神を象徴する場所として建てられました。逆境に屈せず、一途に主君に尽くした容保公の「信念を貫く力」にあやかり、人生の困難を乗り越える厄除け、必勝祈願、学問成就などのご利益があるとされ、心願成就のパワースポットとして近年注目されています。
| 所在地 | 福島県耶麻郡 |
|---|---|
| ご利益 | 厄除け、勝運、学問 |
| アクセス | JR会津若松駅からバス |
20. 熊野大社(山形)

熊野大社(山形)
日本三熊野の一つ、縁結びと厄払いの古社
東北屈指の古社で、日本三熊野の一つ。月結びの信仰があり、縁結びで有名ですが、厄を払い、新しい運を結ぶ厄除けとしても人気です。1200年以上の歴史を持ち、東北では最古の神社の一つです。本殿裏には、3羽のうさぎの彫刻があり、これらを見つけると願いが叶うという伝説があります。縁結びや厄除けの他、五穀豊穣、家内安全など、幅広いご利益があります。
| 所在地 | 山形県南陽市 |
|---|---|
| ご利益 | 縁結び、厄除け、開運招福 |
| アクセス | JR赤湯駅から車 |
厄除け参拝のポイントとマナー
厄除け参拝を成功させるためには、事前に知っておくべき作法とマナーがあります。神様への敬意を示す服装や、境内での振る舞い、そして祈祷の予約や初穂料の準備など、基本的な知識を押さえておけば、より清々しい気持ちでご利益をいただくことができるでしょう。このセクションでは、初めて厄除け祈願をする方でも迷わないよう、参拝当日までの準備と境内で守るべきマナー、そして古くなったお守りの扱いに至るまでを、順を追って解説します。
祈祷の予約・初穂料の相場
厄除け祈祷は、事前の予約が必要な場合と、当日受付が可能な場合があります。特に土日や大安、厄入りの時期(正月や節分)は混雑するため、公式サイトでの確認は必須です。初穂料(お布施)の相場は、神社・お寺や祈祷内容によって異なりますが、一般的には5,000円から10,000円程度を包むケースが多いです。服装は、カジュアルすぎるものは避け、清潔感のある略礼装(スーツや地味な色の服装)で臨むのが望ましいでしょう。大切な儀式なので、神様への敬意を払った身なりを心がけましょう。
お守り・御札の受け取り方
厄除けの祈祷後に授与されるお守りや御札には、神様の力が宿り、一年間ご自身や家を守ってくださると言われています。お守りは常に身につけ、御札は神棚や目線より高い清浄な場所に祀りましょう。効力は一年間とされているため、翌年以降は、年末〜節分までに参拝した神社・お寺へ返納するのがマナーです。返納の際は、古いお守りや御札に感謝の意を伝え、新しいものに買い替えることで、再び神様のご加護を得られます。また、お守り以外にも、日常的に身につけられるアクセサリー【厄除けアクセサリー】で厄除けの効果を高める方法もあります。初めての厄除け参拝マナーについてチェックリストにまとめたので、ご確認ください。
- 清潔な服装で臨む(略礼装がベスト)。
- 初穂料はのし袋に入れ、新札を用意する。
- 鳥居をくぐる前に一礼し、手水舎で身を清める。
- 拝殿前では二拝二拍手一拝(お寺の場合は合掌)で祈願する。
- 授与されたお守り・御札は一年後に返納する。
東日本で人気の厄除けイベント
東日本の厄除け神社・お寺では、古式ゆかしい儀式が今も盛大に執り行われています。代表的なのは、川崎大師の「厄除け大護摩」、西新井大師の「節分会」、成田山の「新春特別大祈祷」です。特に節分や初詣の時期は、全国から参拝者が集まり、一年で最も厄払いのパワーが高まるとされています。これらのイベントに合わせて参拝することで、より強い祓い清めの力を得て、清々しい気持ちで一年をスタートすることができるでしょう。
まとめ|東日本の神社で厄除け祈願を
この記事でご紹介した通り、関東・東北エリアには、地域社会の基盤となり、人々の厄災を払い続けてきた強力な神社・お寺が多数存在します。これらの場所には、ただの観光地ではない、古くから続く厄除け文化が根付いています。2026年の厄年を迎える方も、そうでない方も、ぜひ由緒ある神社・お寺へ足を運び、神聖な場所で静かにご自身を見つめ直し、溜まった厄をしっかりとリセットしてください。清められた場所で新たな運気をいただき、充実した一年を過ごすための最良のスタートを切りましょう。
厄除けの基本的な意味【厄除けとは?】や、西日本の有名スポット【西日本編】、そして日常で運気を高めるパワーストーン【パワーストーン】についても知りたい方は、それぞれぜひご確認ください。































































