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地下のある間取り!地下室の注意点やメリット、間取りを丁寧に解説

地下室のある家は、海外ドラマ等では珍しくなく、あこがれる住宅の一つではないでしょうか。

日本では、気候の条件等によりあまり一般的に普及はしていませんが、それでも地下室のある住宅は存在しています。

今回は、住宅に地下室を採用する場合の注意点やメリット、そして具体的な間取図等を解説します。

地下イメージ

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地下の定義

地下室という部屋は、建物を建てる上で重要な法律である、建築基準法によって「地階」という言葉で定義されます。

少しわかりにくいですが、地下室の天井高さの1/3という数字以上、地下室の床が地面より埋まっている部屋であれば、地下室、つまり「地階」と定義されます。

例えば、天井高さが2m40cmであれば、その床が80cm以上、地面より低い位置に存在していれば、その部屋は地下室として法律上みなされます。

地下室という言葉のイメージ上、部屋が地面に全て埋まっていると思われがちですが、実はその地下室の天井高さの1/3以上が地面に埋まっていれば、それは地下室とみなされるのです。

逆に言えば、地下室だから外の光が全く入らないかといえばそうではなくて、地上に部屋の天井付近が出ていても、地下室という扱いとなる場合があるということを示します。

地下イメージ

地下室だが、部屋の全てが地面に埋まっていないので、外の光も取り入れられる

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地下室の注意点

地下室を採用する場合に、必ず考えなければならないことが3つあります。

外の光がどれくらい入るか

Sunlight through in room open curtains with balcony and nature tree on outside window / bedroom window in the morning

1つめは採光環境、日の光が十分に入るかということです。

どんな家に住むとしても、一般的な住宅の間取りは、リビングやダイニングが南側に向いていますので、あまり意識しなくても日の光が入ってきます。しかし、地下室ではそうはいきません。

東から太陽が昇り、南側を通って、西へ沈んでいく、この当たり前の流れを、実際の間取りを考える際には意識しなくてはなりません。

特に、最初にお伝えした通り、地下室だからといって完全に地下に埋まっているとは限りませんので、窓のある方位によって、何時ごろに太陽光が部屋へ入るのか、を確認し、自分の過ごしやすい間取りになっているか考えてみる必要があります。

後ほど間取り図で解説しますが、日の光を地下室に取り入れる為、ドライエリアと呼ばれる吹き抜けのようなものを設置している間取りも珍しくないので、参考にしてもらえればと思います。

換気が十分にできるか

換気を行えるかどうか

2つめは、地下室の空気環境は整えられるかということです。換気を行う為の設備は非常に専門的ですので、なかなか一般の方で確認することは難しいです。

しかし、分かり易く伝えると、その地下室の空気の入れ替えは十分に行えるかどうか、ということになります。

これは、日本の気候が課題となりますが、地下室は、室温こそ夏場でも冬場でも比較的に過ごしやすい環境ですが、夏場の湿気が最大の弱点となります。その為に除湿器を地下室には設置することがとてもおすすめです。

また、換気を行えるかどうかという目線で考えた場合に、窓が付いているかどうかも非常にわかり易いポイントですので、空気の入れ替えが難しそうな部分が無いか、という点に気を付けて実際の建物をチェックすることをおすすめします。

余談ですが、住宅に地下室のある欧米諸国は、日本と比べて圧倒的に湿度が低いです。言い換えると、空気が乾燥している状態です。海外に行かれた際には、少し意識してみると日本との気候の違いがわかると思います。

雨の侵入対策

ゲリラ豪雨

3つめは雨の侵入についてです。

昨今の新築住宅は、品質も向上し続けていますので、ゲリラ豪雨や台風等で、雨水が部屋に侵入することを想定する方が珍しいと思います。しかし、地下室は、いわゆる建築家目線で考えても非常に難しい分類に入りますので、事情が異なります。

雨水侵入のポイントは2点です。

1つは、地下室のある住宅の建つ土地の地下水位が、十分に余裕があるかどうかです。

少し難しいかもしれませんが、地面の下には水が出てくる一定のラインがあります。このレベルを地下水位と呼びますが、場所によっては、2m程度地面を掘るだけで、水が出てくることもあります。

この地下水位は、雨が降れば多少上昇する為、地下室がそもそも地下水位内に入りかけているような高さの場合、地下室がプールに沈んでいるようなものですので、雨の多い時期に漏水の恐れがあります
地下水位は、ボーリング調査という専門的な調査で把握する必要がありますが、建物の不動産会社若しくは設計者は、当然理解しているはずですので、確認してみましょう。

もう1つは、外の光を取り入れる為、地下室に窓やドライエリア(ドライエリアは後ほど解説します。)がある場合、その窓等の外部側に、排水できる設備が整っているかどうかです。

これも一般的には分かりにくいかもしれませんが、地下室の周りで、水が溜まりそうな場所がないかどうかを確認することです。

結局のところ、壁はある程度、水の侵入を防ぎやすいですが、窓はそうはいきません。窓自体が水に浸かるようなことがあれば、必ず室内に水は入ってきます。地下室に日の光を入れられるかどうかを注意点で述べましたが、その窓が水に浸かる心配がないかどうか、これも重要なポイントです。

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地下室のメリット

ここまで、地下室は様々な注意点があると伝えてきましたが、それでもなお地下室を求める理由はどこにあるのでしょうか。

実は、地下室の採用を考えている方にさらに追い打ちをかけるようですが、地下室をつくることはお金がかかります。大きく分類すると理由は2点あり、1つは、地下室分の地面を掘ることによる手間と、そして掘った土を処分する費用がかかる点。

もう1点は、地下室そのものは地面に埋まってしまう為、壁を通常よりも頑丈とする必要があり、かつ先ほどもお伝えした通り、雨水の侵入を防ぐために様々な処置を施さねばならない点です。

しかし、地下室には大きなメリットがあります。これも、2点に分けて説明します。

法律的に家の大きさを大きくできる

地下室は一般的な家よりも広く面積を確保することが可能

家の大きさの最大値は、容積率という専門的な数字で法律により決められています。しかし、地下室はその対象外となる為、いわゆる一般的な家よりも広く面積を確保することが出来ます

特に、その容積率が厳しい場所というのは、建物高さも2階建てが限界である場合も多く、3階建てに出来なく、家が小さくなりがちです。そのような場合に、地下室の採用が、家を広くしたいという要望に対して、とても有効となります。

趣味室としての利便性

趣味室イメージ

地下室は、温度条件も良く、かつ振動や防音等を通常の部屋より気にせずともよいので、シアタールームやトレーニングルーム、パーティールーム等、あらゆる娯楽に対応できます。

また、温度条件の良さから、ワインセラーや食品貯蔵にも役立ちます。

やはり、家を建てる・買うというのは金額が大きいですが、その配分をどこに優先するかという選択肢があるとすれば、地下室をなんとか採用したいというニーズは根強いです。
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地下の間取図

お待たせしましたが、実際の間取図を見てみましょう。

地下室は閉鎖的な部屋になるので、間取りを見る時に大切なポイントはどうやってそこにアプローチするかという動線と、光が入る場所があるかどうかとなります。

地下の間取図

地下の間取図

 この間取りは、4世帯に対応しており、1階と地下1階に3世帯、1階と2階に1世帯が入居する間取りです。

各地下の部屋に接続するようにバルコニーがありますが、これは一般的に認識されるバルコニーではなく、ドライエリアと呼ばれる光を取り入れる様の地下に埋まったバルコニーです。

ドライエリア

こうして実際の写真を見ると、ドライエリアに水がたまる可能性があることが理解できるのではないでしょうか。それと同時に、部屋は地下ですが、なるべく日の光を取り入れられるように、このような工夫があることもわかると思います。

一般に、マンション等の住宅では、地下室があればドライエリアも併設されています。

また、1階から各地下室へ繋がる階段部分は、吹き抜けとなっていることが間取図から読み取れます。地下という部屋ですが、なるべく開放的な部屋として計画しようとしている意図が読み取れます。

地下に部屋が3部屋ある一軒家の間取図

次の間取例は、一軒家です。

こちらは、1世帯の住宅となる為、階段は1か所としています。地下には部屋が3部屋ありますが、ベッドルーム等のいわゆる部屋として間取図に記載するには、日の光がある基準以上部屋の中に入る必要があります。

地下のベッドルームは、ドライエリアがありますので、日の光が入りますが、それ以外のSto.(ストレージ)と記載された部屋は、ドライエリアに十分に接続していない為、日の光が殆ど入らないことを意味します。

つまり、このストレージ部分をシアタールーム等に利用できる可能性があります

因みに、地下の中央に位置しているドライエリアは、ストレージに少しでも外の空気を取り入れられるように、地下室の注意点で述べた換気対策を行う為に設けられています。

しかし、ドライエリアにストレージが十分接続されているかは間取図からは読み取れませんので、実際に内覧会等に参加し、体験することが望ましいです。

そして、地下にある2つのドライエリアに、水が溜まらないように、専門的ですが、排水できる措置が講じられているかどうかも重要なチェックポイントとなります。

手前の金属蓋が、ドライエリアの排水対策

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地下のある間取りのまとめ

地下室は、建物の大きさを大きくでき、趣味室としても様々な利用方法のある魅力的な間取りです。

但し、日の光が入りにくいことから、日本の気候では湿気や換気対策、そして雨等の水が室内に侵入しないような対策が必要な、とても難しい間取りです。

購入を考える際は、実際に部屋を確認し、空気の入れ替えが十分可能か、水溜まりになりそうな部分が地下室周辺にないか等をチェックすることも重要です。

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地下のある間取りプラン集

当サイトでは、今までに50万をこえる間取図を作成してきました。こちらでは、地下のある間取図を紹介します。PDFでダウンロードも可能です。プラン集としてご利用ください。

  • 地下の間取図

    地下

  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

    地下

  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

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  • 地下の間取図

    地下

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