「あなた、『八方塞がり』の年なんじゃないの?」
上のようなこと言われたことがある方はいらっしゃいますか?
八方塞がりと聞くと、あまりいいメージは抱きませんよね。ツイていないことが多い、不運な年など…でも八方塞がりの正しい意味や対処法、八方塞がりがいつまで続くのかご存知でしょうか。今回はそんな八方塞がりについて、そもそもどんな意味を持つものなのか?過ごし方や時期などについてご紹介していきます。
ネガティブな印象の八方塞がりですが、過剰に恐れる必要はありません。こちらのページで意味や時期、八方塞がりの災厄を防ぐための方法を丁寧にお伝えしていきます。参考になれば幸いです。
それでは早速みていきましょう。
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『八方塞がり』とは何か
『八方塞がり』とは、最も古い占術の九星気学において、自分の生まれ年の星が方位盤の中央に位置している状態をさします。九星気学の方位盤は、9方位(北・北西・西・南西・南・東南・東・北東・中央)に区切られています。方位盤の9方位を、生まれ年によって割り出される9つの本命星が一年ごとに移動します。
9つの本命星は、それぞれ「一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星」と呼ばれています。本命星が中央にくる『八方塞がり』の状態になると、文字通り八方に通り道がなく、吉凶が激しく移動や転機に障りのある運気となります。
『八方塞がり』の時期はいつまで続く
周囲を閉ざされ、何をやっても壁にぶつかる『八方塞がり』の年回りですが、一旦『八方塞がり』にあたるといつからいつまで続くのでしょうか。
答えは、“2月4日から翌年の2月3日までの1年間”です。
これは、立春(2月4日)の日を一年の始まりとし、節分の日(2月3日)を終わりとした旧暦に由来するものです。九星気学が成立した古来は、旧暦で一年を数えたため、『八方塞がり』の期間もこちらに習っています。
『八方塞がり』の過ごし方
『八方塞がり』の年回りの過ごし方は、結論からいえば“控えめな行動で穏やかに過ごす”ことです。
『八方塞がり』の年は周囲をふさがれた、おしくらまんじゅうの真ん中に置かれた状態を表しています。どこに動いても誰かにぶつかり、動いていなくても押されてしまいます。このような『八方塞がり』の年には、積極的に新しいことをはじめるのに適切とはいえません。万事控えめに、穏やかに過ごすのが『八方塞がり』の年にふさわしいといえるでしょう。
『八方塞がり』だからこそ出来ること
『八方塞がり』にあたる年は、控えめに穏やかに過ごすのがよいとされていますが、何もできないわけではありません。むしろ『八方塞がり』の年だからこそ、できることもあります。積極的な動きを控えて力を蓄える時期ととらえ将来を見据えた勉強や資格取得に注力するのもアリです。『八方塞がり』は季節でいうならば、冬の極まる冬至です。これ以上寒くなること、状況が悪くなることはありません。次の春、芽吹きの季節を待つための準備期間として、悲観せずしっかり自分への投資をしておきましょう。
『八方塞がり』の対処法
『八方塞がり』の年は、次のステップまでの我慢期間として、穏やかに余力を蓄えながら過ごすべきです。しかし仕事や進学、結婚など動かないわけにはいかない状況もありますよね。『八方塞がり』だからといって、すべての動きを停止することは不可能に近いと思います。必要な行動を起こすとき、『八方塞がり』の災厄にはどう対処していけばよいのでしょうか。
一番良いのは神社でお祓いを受けることでしょう。
『八方塞がり』の年回り、できれば新しいことをするのは控えたいけど、どうしても避けられない…そんなときは、神社やお寺で『八方塞がり』のためのお祓いをうけておくと、災厄をやわらげてくれます。
『八方塞がり』を含む、九星気学における運気が弱くなる年回りのためのお祓いである、『方位除け』祈祷を専門におこなっている神社やお寺もあります。検索で調べることができるので、『八方塞がり』の年には『方位除け』のお祓いを受けておくとよいでしょう。『方位除け』のお祓いをうけるには、予約が必要な神社やお寺もあるので事前に問い合わせをしておくとスムーズです。
また、最近はやりの電話占いで九星気学に強い占い師を探して占ってもらうのも良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?『八方塞がり』の意味や時期、過ごし方や対処法についてお伝えしてまいりました。
新しいことをはじめたり、移動するのに不適切な時期と言われる『八方塞がり』ですが、過剰に気にして神経質になりすぎのはよくありません。次のステージへ進むための準備期間としてとらえ、心穏やかに過ごすのが1番です。『方位除け』のお祓いをうけて、心を落ち着けたり、『八方塞がり』の年もどうぞ健やかに過ごしていってくださいね。