コルクマットは、コルク素材でできたマットのことです。コルクガシの樹皮を粉砕して接着剤と混ぜて固めて作られています。コルクはマットの他に、ワインの栓やコースターにも使われているので、そちらの方が馴染みがある方も多いかもしれませんね。ですが、実はコルクマットにはさまざまなメリットがあり、住宅の床に使用するのにもおすすめです。
コルクマットのメリットと選び方、おすすめの商品10選と注意点をご紹介します。
コルクマットのメリットは何?
コルクマットには以下のようなメリットがあります。
- 抗菌素材なのでダニが発生しにくい
- 弾力性があるので物を落としても周囲に響きにくい
- 防水性があるので水をこぼしてもすぐ拭き取れる
- 汚れてもすぐ拭き取れるので掃除がしやすい
- さらっとした見た目だが滑りにくいので転倒しにくい
以上のような特徴があります。コルクマットは、汚れにくく安全という特徴があるので、小さい子供やペットのいるご家庭には特におすすめです。
コルクマットはどうやって選ぶの?
コルクマットを購入する際の選び方について解説します。さまざまな種類のコルクマットがあるので、自宅の環境に合った物を選ぶのに参考にしてみてください。
マットの厚みは8mm程度がおすすめ
コルクマットには薄いもので2mm程度、厚めのもので2cmのものがあります。厚みがあればあるほど、クッション性にも優れていますが、その分価格が高額です。また、厚みがありすぎると扉や棚の引き出しに引っかかってしまう可能性があります。価格面や使い勝手を考慮すると8mmの厚みのものがおすすめです。建具や引き出しの邪魔にならず、コルクマットのクッション性や断熱性も十分発揮できます。厚めのマットを選ぶ際は、建具や引き出しのそばでは使わないようにすると良いでしょう。
部屋の広さを測ってマットのサイズや枚数を決める
マットには45cm角や30cm角、大きいもので60cm角などがあります。リビングなどの広い空間にコルクマットを敷く場合は45cm角以上の物を選ぶのをおすすめします。脱衣所などの狭い空間であれば30cm角のもので調整しながら敷くと良いでしょう。コルクマットは自分でカットできるものもあるので、すっきりと部屋にはめ込みたい場合はカットしやすい商品を選ぶと良いです。
サイドパーツがあれば見た目もすっきり
コルクマットのジョイント部分はカットすることもできますが、マットの端をより綺麗に処理するならサイトパーツ付きの商品がおすすめです。ジョイント部分にほこりが溜まるのを予防する効果にもなります。
コルクの素材と粒のタイプをチェック
コルクマットには2種類のタイプがあります。一般的なのは表面がコルク(厚み1~2mm)で裏面が樹脂製のタイプです。このタイプは表面のコルクの粒が、小粒と大粒の2種類に分かれています。小粒は目が詰まっているので耐久性に優れています。大粒は通気性に優れています。コルクマット2種類目は、コルク100%タイプです。クッション性は劣りますが品質性を重視する方にはおすすめです。ただ、価格が高額なので予算に合うものを選ぶようにしましょう。
床暖房や暖房器具併用が可能かどうかを確認
コルクマットは基本的には熱に弱いので暖房器具や床暖房との併用はできません。しかし、商品によっては床暖房対応タイプのものもあるので、暖房器具と一緒に使いたい場合は必ず「床暖房対応タイプ」を選びましょう。ただ、ホットカーペットと一緒に使用したい場合は、「床暖房対応タイプ」では使えない場合があります。ホットカーペットでも対応しているかどうかはしっかりと内容を確認しましょう。
コルクマットのおすすめランキング10選
ここからは通販で購入できるおすすめのコルクマットをランキング形式でご紹介します。サイズや厚みなど、さまざまな種類のコルクマットがあるので、ぜひご覧ください。
順位 | 商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
1位 | タンスのゲン コルクマット | 9,999円〜 | 20mm | 450mm×450mm | 24枚、32枚、48枚、96枚 | 厚さが20mmなのでクッション性・防音性が高い。サイドパーツ付き。天然素材。 |
2位 | CBジャパン ジョイントマット | 1,775円 | 8mm | 300mm×300mm | 8枚 | 高品質なポルトガル産天然コルク。EVA樹脂がベースでクッション性に優れている。コルクが細かいタイプと粗めタイプの2種類あるので好みの方を選べる。 |
3位 | コモライフ コルクマット | 3,780円〜 | 8mm | 300mm×300mm | 9枚、18枚、108枚(6畳用) | 天然素材。コルクとEVA樹脂の2重構造。ホルムアルデヒド検査など検査済みで安全・エコなジョイントマット。 |
4位 | アイリスプラザ ジョイントマット | 1,682円〜 | 8mm、20mm | 450mm×450mm | 4枚、24枚、48枚、64枚 | ポリエチレン樹脂構造。床暖房にも使える。カットもしやすいので部屋に合わせてサイズ調整可能。 |
5位 | CB JAPAN ジョイントマット コルクマット | 2,671円 | 8mm | 300mm×300mm | 8枚×2個セット | ポルトガル製のコルクとEVA樹脂の2重構造。コルクが細かいタイプと粗めタイプの2種類あるので好みの方を選べる。 |
6位 | WEIMALL コルクマット | 2,310円〜 | 8mm | 450mm×450mm、300mm×300mm | 48枚 | サイドパーツ付き。2種類のサイズのマットを組み合わせて使うことも可能。汚れたら手洗いができる。耐熱温度は70度まで。 |
7位 | WEIMALL コルクマット ジョイントマット 大判 | 2,470円〜 | 8mm | 600mm×600mm | 4枚、16枚、32枚、64枚 | ホットカーペット、床暖房対応可能。燃えにくく日にも強いのでキッチンにも使用できる。 |
8位 | 武田コーポレーション ふち付きコルクジョイントマット | 1,756円 | 10mm | 300mm×300mm | 9枚 | 縁付き。コルクマットは粗めタイプ。大判タイプとの組み合わせも可能。 |
9位 | Etle サイドパーツ付き ジョイントコルクマット | 7,109円 | 8mm | 450mm×450mm | 32枚 | オールシーズン快適な天然素材。高級感のある大粒マット。 |
10位 | クオリアム 天然コルクマット | 17,380円 | 10mm | 300mm×300mm、450mm×450mm | 36枚 | 大判天然コルク。つなぎ目が目立ちにくい。 |
【第1位】タンスのゲン コルクマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第1位は『タンスのゲン コルクマット』です。大判サイズの45cmで厚みは20mm。サイドパーツもついているので、お部屋にすっきりと敷くことができます。高品質の大粒コルクを使用し、低ホルムアルデヒド仕様なので子どもに使っても安心です。厚みはありますが、カッターでも簡単に切れるのでサイズが合わない場合でも自由にレイアウトできます。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
タンスのゲン コルクマット | 9,999円〜 | 20mm | 450mm×450mm | 24枚、32枚、48枚、96枚 | 厚さが20mmなのでクッション性・防音性が高い。サイドパーツ付き。天然素材。 |
【第2位】CBジャパン ジョイントマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第2位は『CBジャパン ジョイントマット』です。高品質なポルトガルの天然コルクを使用しています、サイズは30cm角。湿気を溜めないで通気性に優れているので、夏も裸足でサラサラした踏み心地が味わえます。保温性にも優れているので冬は足元が冷えません。ベースはEVA樹脂でクッション性に優れているので防音性にも優れ、子どもが転んでも衝撃を和らげてくれます。コルクは細かいタイプのナチュレと粗めのタイプのネオの2種類です。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
CBジャパン ジョイントマット | 1,775円 | 8mm | 300mm×300mm | 8枚 | 高品質なポルトガル産天然コルク。EVA樹脂がベースでクッション性に優れている。コルクが細かいタイプと粗めタイプの2種類あるので好みの方を選べる。 |
【第3位】コモライフ コルクマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第3位は『コモライフ コルクマット』です。30cm角の一般サイズのコルクマットです。第三者機関によるホルムアルデヒド検査、トルエン検査、キシレン検査済なので、安心して使えるエコなジョイントマットです。コルクEVA樹脂の二重構造で弾力性に優れているので、転倒時の衝撃を吸収し和らげてくれます。ペットの滑り防止や足腰への負担も軽減します。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
コモライフ コルクマット | 3,780円〜 | 8mm | 300mm×300mm | 9枚、18枚、108枚(6畳用) | 天然素材。コルクとEVA樹脂の2重構造。ホルムアルデヒド検査など検査済みで安全・エコなジョイントマット。 |
【第4位】アイリスプラザ ジョイントマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第4位は『アイリスプラザ ジョイントマット』です。大判の45cm角のコルクマットです。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの原因物質7つの国内検査機関での検査で全て基準をクリアしているので、安心・安全の高品質です。断熱性・防音性・防湿性に優れ、床暖房のある床でも使用できます。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
アイリスプラザ ジョイントマット | 1,682円〜 | 8mm、20mm | 450mm×450mm | 4枚、24枚、48枚、64枚 | ポリエチレン樹脂構造。床暖房にも使える。カットもしやすいので部屋に合わせてサイズ調整可能。 |
【第5位】CB JAPAN ジョイントマット コルクマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第5位は『CB JAPAN ジョイントマット コルクマット』です。防音効果・衝撃吸収・床面保護に適したジョイントマットです。ホルムアルデヒド検査の基準もクリアしているので安心して使用できます。天然素材なので表面は優しい肌触り。夏はさらっと涼しくて冬は暖かい素材です。子どもやペットのいる家庭にも安心して使えるマットです。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
CB JAPAN ジョイントマット コルクマット | 2,671円 | 8mm | 300mm×300mm | 8枚×2個セット | ポルトガル製のコルクとEVA樹脂の2重構造。コルクが細かいタイプと粗めタイプの2種類あるので好みの方を選べる。 |
【第6位】WEIMALL コルクマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第6位は『WEIMALL コルクマット』です。表面は大粒のコルクシートが使われており、PE素材の構造が高いクッション性を実現。大粒コルクは1粒ごとに多くの細かい気泡を含んでいるため、弾力性と通気性を生み出しています。また、保温性・断熱性に優れており、冷暖房効率の向上で省エネ効果も期待できます。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
WEIMALL コルクマット | 2,310円〜 | 8mm | 450mm×450mm、300mm×300mm | 48枚 | サイドパーツ付き。2種類のサイズのマットを組み合わせて使うことも可能。汚れたら手洗いができる。耐熱温度は70度まで。 |
【第7位】WEIMALL コルクマット ジョイントマット 大判
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
WEIMALL コルクマット ジョイントマット 大判 | 2,470円〜 | 8mm | 600mm×600mm | 4枚、16枚、32枚、64枚 | ホットカーペット、床暖房対応可能。燃えにくく日にも強いのでキッチンにも使用できる。 |
【第8位】武田コーポレーション ふち付きコルクジョイントマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第8位は『武田コーポレーション ふち付きコルクジョイントマット』です。キズ・衝撃に強いふち付きコルクジョイントマットです。大判サイズと組み合わせて使うことも可能です。吸音性抜群なので、周囲への防音対策にも適しています。子どもが点灯しても衝撃を和らげてくれます。また、ペットの滑り防止や足腰への負担軽減にも最適です。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
武田コーポレーション ふち付きコルクジョイントマット | 1,756円 | 10mm | 300mm×300mm | 9枚 | 縁付き。コルクマットは粗めタイプ。大判タイプとの組み合わせも可能。 |
【第9位】Etle サイドパーツ付き ジョイントコルクマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第9位は『Etle サイドパーツ付き ジョイントコルクマット』です。大判45cm角のコルクマットです。大粒コルクで通気性がよく、保温性にも断熱性にも優れているので季節問わず快適に使用できます。EVA樹脂を使っているので、クッション性や耐久性もよく、塩素を含んでいないため処分で焼却する時でもダイオキシンは発生しません。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
Etle サイドパーツ付き ジョイントコルクマット | 7,109円 | 8mm | 450mm×450mm | 32枚 | オールシーズン快適な天然素材。高級感のある大粒マット。 |
【第10位】クオリアム 天然コルクマット
コルクマットのおすすめ人気ランキング第10位は『クオリアム 天然コルクマット』です。高品質な大粒コルクでつなぎ目も綺麗なマットです。カッターやハサミでカットも可能なので、部屋のサイズによって調整もできます。液体を落としたり汚れたりしてもさっと拭き取りができるのでお手入れが簡単です。
商品 | 価格 | 厚み | サイズ | 枚数 | 特徴 |
クオリアム 天然コルクマット | 17,380円 | 10mm | 300mm×300mm、450mm×450mm | 36枚 | 大判天然コルク。つなぎ目が目立ちにくい。 |
【番外編】
ここで、上記以外で私がおすすめするコルクマットをご紹介します。
自己粘着コルクシート 80枚パック
こちらはこれまでご紹介したコルクマットとは少し形状が異なり、裏面に粘着性のあるコルクシートです。自由に自分の好きなサイズにカットができるので、テーブルの脚の下にしいて床の傷防止に使ったり、コースターとして使ったりできます。コルクの特徴である吸音性や断熱性、衝撃吸収にももちろん優れています。
コルクマットを使う際の注意点
コルクのへこみ対策をする
コルクは柔らかいため、へこみやすい点がデメリットです。また、一度へこんだ部分は戻りません。へこみを少しでも予防するなら緩衝材やゴム、シリコンマットなどを敷いてコルクのへこみを抑制するようにしましょう。
地震対策も忘れずに
コルクマットは柔らかくクッション性があるので、本棚や食器棚の下に敷くと家具が不安定になりやすいです。地震がきた時に倒れる恐れがあるので、突っ張り棒やL字金物で家具を固定するようにしましょう。
ダニ・カビ予防のためにマットを敷く前の掃除は入念に
コルクマットを敷く前にはしっかりと掃除をしておきましょう。一度コルクマットを敷くと、その下を掃除するにはマットを剥がさないといけなくなります。ですので、マットとその下の床の間にダニが発生しないように、入念に掃除を行い、乾燥させてカビが生えないように対策を取っておきましょう。
定期的に換気をする
コルクマットはカビが生えやすいため、マットを敷いた後も定期的に換気をして湿気が籠らないようにしましょう。液体をこぼしてしまった後も、つなぎ目から下の床に水が染み込む可能性があります。コルクマットは汚れた箇所だけ外してお手入れできるので、しっかりとマットを乾かしておきましょう。また、汚れたマットの下も念の為拭き掃除をして乾かしておけば、カビの発生予防もできます。
コルクの剥がれに要注意
コルクマットは粘着クリーナーで掃除ができますが、クリーナーの粘着力が強いとコルクも一緒に剥がれる可能性があります。掃除機で掃除をするか、他のところを掃除した後で粘着力が弱まったクリーナーで掃除をするのがおすすめです。また、粘着クリーナーでコルクマットが剥がれないかどうか心配な場合は、部屋の端などの目立たないところで試してから掃除すると良いでしょう。
自分の部屋に合ったコルクマットを探そう
コルクマットは厚みやサイズ、素材などさまざまな種類のものがあります。自分の住む環境や家族構成などを考慮して、合ったタイプのものを選びましょう。