厄年を気にして厄除けに行く方は多いですが、後厄やお礼参りまで気にかけているでしょうか?厄年は正確には本厄といい、本厄に至る前の一年間を前厄、後の一年を後厄といい、都合3年間厄年が続くことになります。年齢で言えば、男性は数え年で26歳・43歳・62歳、女性は20歳・34歳・38歳・62歳が後厄にあたります。後厄は、本厄を抜けて徐々に厄が明けていく期間として捉えることができ、厄を無事に終えるための一年といえます。
この記事では、後厄の早見表とお礼参りについてご紹介していきます。
※このサイトは広告が含まれております。リンク先の他社サイトにてお買い求めの商品、サービス等について一切の責任を負いません。
後厄とは
皆さんがご存じの厄年は、正しくは本厄といいます。本厄に至る前の一年を前厄といい、本厄後の一年を後厄とし、3年間厄年が続くという考えになります。「厄晴れ」という言葉でも言い表される通り、厄年を締めくくる重要な一年となります。
2025年 後厄早見表
では、2025年に後厄にあたる方の年齢を表にしてご紹介します。本厄と同様に、男女ともに数え年で計算しますので、ご注意ください。
男性 | 女性 |
---|---|
2000年生(平成12年生) 26歳 たつ |
2006年生(平成18年生) 20歳 いぬ |
1983年生(昭和58年生) 43歳 いのしし |
1992年生(平成4年生) 34歳 さる |
1964年生(昭和39年生) 62歳 たつ |
1988年生(昭和63年生) 38歳 たつ |
|
1964年生(昭和39年生) 62歳 たつ |
2025年に後厄を迎える有名人・男性
26歳
- 眞栄田郷敦(俳優) 2000年1月9日
- 村上宗隆(プロ野球選手) 2000年2月2日
- マリウス葉(タレント) 2000年3月30日
- 濱田龍臣(俳優) 2000年8月27日
- 板垣瑞生(俳優) 2000年10月25日
43歳
- 鈴木亮平(俳優) 1983年3月29日
- 宮野真守(声優) 1983年6月8日
- 二宮和也(タレント・アイドル(嵐)) 1983年6月17日
- 松本潤(タレントアイドル(嵐)) 1983年8月30日
- 山田孝之(俳優) 1983年10月20日
62歳
- 出川哲朗(タレント) 1964年2月13日
- 阿部寛(俳優) 1964年6月22日
- 堤真一(俳優) 1964年7月7日
- 内村光良(タレント) 1964年7月22日
- 稲葉浩志(アーティスト) 1964年9月23日
2025年に後厄を迎える有名人・女性
20歳
- 池端美悠(タレント) 2006年1月16日
- 清水紗良(アイドル(STU48)) 2006年2月12日
- 木村夢叶(アイドル(シンデレラ宣言!)) 2006年3月6日
- 唯藤絵舞(モデル) 2006年9月9日
- 冨里奈央(アイドル(乃木坂46)) 2006年9月18日
26歳
- 滝沢カレン(タレント) 1992年5月13日
- 本田翼(女優) 1992年6月27日
- 門脇麦(女優) 1992年8月10日
- 白石麻衣(女優) 1992年8月20日
- 指原莉乃(タレント) 1992年11月21日
36歳
- 榮倉奈々(女優) 1988年2月12日
- 新垣結衣(女優) 1988年6月11日
- 吉高由里子(女優) 1988年7月22日
- 戸田恵梨香(女優) 1988年8月17日
- 堀北真希(元女優) 1988年10月6日
62歳
- 薬師丸ひろ子(女優・歌手) 1964年6月9日
- 高山みなみ(声優) 1964年5月5日
- 高島礼子(女優) 1964年7月25日
- いとうまい子(女優) 1964年8月18日
- 山口智子(女優) 1964年10月20日
後厄はいつ明けるのか?
さて、3年間続いた厄年はいつ明けるのでしょうか?ズバリ!2026年2月3日です。厄年は後厄が終了することで晴れて終了となります。厄年は、旧暦をベースに考えているので、現代のお正月の1月1日ではありません。旧暦では、今の節分にあたる2月3日を一年の始まりとしていたので、その日を迎えるまで後厄は続くのです。ですから、新年を迎えたからと安心せずに、節分までは気を引き締めて過ごしてください。
後厄の過ごし方
後厄ともなれば、今までの注意力も散漫になってきます。控えていたことも多くあるので、辛抱の限界がきているかもしれません。ですが、後厄は厄年を無事に乗り越える要の一年ですので、引き続き注意が必要です。本厄のように全ての欲を抑える必要はありませんが、何かを再開するにしても、徐々にスタートさせましょう。特に後厄は、仕事や家族関係に影響が出やすい時期です、厄の反動で突然のアクションはいい結果を生みません。
後厄にすべきこと
厄年に厄除けに行く方は多いかもしれませんが、後厄のお礼参りも忘れてはなりません。無事に厄年を乗り越えられた感謝をお伝えしに行きましょう。一般的には厄除けを受けた神社仏閣にお礼参りします。その際にお守りをお返しします。どうしても、厄除けと同じ所へ行けない場合は近くの神社仏閣に感謝の気持ちを伝えてもいいでしょう。
お礼参りの注意点
お礼参りに行く際の注意点をご紹介します。
お礼参りの時期
お礼参りに行くべき正確な時期は決まっていません。厄が明ける時期に無事に乗り越えられた感謝をお伝えするのが一般的ですが、早めに感謝をお伝えしても問題ありません。先ほども述べましたが、祈祷して頂いた神社仏閣に行くのが基本ですが、無理な場合は参拝しやすい神社仏閣でも大丈夫です。ポイントは、感謝をお伝えすることだからです。
お守り
厄年の間中、あなたを守ってくれたお守りはどうすればいいのかご存じですか?あなたの身代わりとして厄を除けてくれたお守りには、感謝の思いを込めて神社仏閣に納めることが重要です。厄払いで頂いた神社仏閣に納めるのがルールです。もし、頂いた所に返納できない場合は、注意が必要です。宗派により納めることができない場合もあります。神社仏閣に納札所、回収箱が設置されていても、勝手に納めることのないようにしてください。失礼にあたらないか確認をしてから、納めることが大事です。
後厄払い・お礼参りの服装のマナー
後払いやお礼参りに神社仏閣に行く際の服装のマナーについてご紹介します。
「厄払い・お祓い」の服装 男性
基本的に本厄の際と服装のマナーは同様です。シックなスーツを基本として、黒や紺のジャケット・スラックスという選択肢もアリです。後厄だからと言って、デニムやジャージなどラフすぎる服装はNGです。
「厄払い・お祓い」の服装 女性
基本的に本厄の際と同様のドレスコードをしていれば間違いありません。他にはシックなワンピースやジャケットを合わせてもいいでしょう。カラフル・肌の露出が多い・きつい香水・派手なメイク・大振りなアクセサリーなどはNGです。
厄除けアイテム
厄年の間は、厄除けのアイテムを常に身に着けていると心が安定しますね。日本には古来から開運グッズがたくさんあります。それらは先人の思いを受け継いでいます。例えば七色のものを身に着けると厄払いになるとされていますが、これは、仏教の教えが元になっています。「七難即滅、七福即生」とは読んで字のごとく、七つの難はすぐさま消滅し、七つの福が生まれるという意味です。これらから「7」は意味を持つ数字です。また、「8」を「や」「9」を「く」と読み、その間にある「7」は「やくがない」と捉えて厄除けの数字とされた説もあります。厄除けの時に頂いたお守りはもちろん、厄除けに特化したスタイリッシュなアイテムも多数販売されているので、参考にしてみるといいでしょう。
まとめ
厄年の集大成ともいえる後厄の1年は、早く厄が明けて欲しいというはやる気持ちになります。しかし、そこで慌てては災厄を招いてしまいます。「遠足は家に帰るまでが遠足」と子供の頃に言われませんでしたか?家の玄関を開けるまでは安心してはいけません。まさに、後厄を終える2026年2月3日までは気を引き締めていきましょう。後厄は厄明け後の開運に向けた準備期間とも言えます。「あと一年まだ厄年が続く」と捉えるか「さあ、一年後の厄晴れに向けて準備しよう」とポジティブに考えるかで一年後に大きな差が出ます。あなたは2025年をどう過ごし、2026年をどのようにしたいですか?