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PS | 間取り図や図面記号の意味を写真付き解説

PSの記号

PSの記号
(パイプスペース)

「PS」とは「Pipe Space(パイプスペース)又は(パイプシャフト)」の略です。文字通りパイプのスペース 配管が通る空間です。

建築関係に馴染みがない人にとっては知らない人も多いかと思います。

しかし、PSは住宅には必ず必要なスペースであり、給水、排水、ガス、空調などの配管が集約されている空間です。電気や通信関係はEPS(Electric Pipe Space)という電気設備専用のパイプスペースを通します。

PSは主に縦の配管を通る上下間をつなぐスペースになります。よってできるだけ全ての配管をそこに集約することが必要になります。マンション等では1住戸か2住戸毎に設けている場合が多いです。

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PS(パイプスペース)の役割

PSの役割は、そこに配管を通すことでメンテナンス性をあげることにあります。

一般的に配管は破損の補修や、経年劣化による交換が必要となりますが、PSがあることでそのメンテナンス作業がしやすくなるというメリットがあります。同時に、そこに開閉するためのバルブを設けておくことで、もし漏水事故が発生してもバルブを止めることで最小限に抑えることができます。

PSに配置される配管は、給水、給湯、ガス、雑排水、汚水等、また用途によって空調の冷媒等々、様々な種類の配管が配置されます。

またどこに配置しても良いわけではなく、できるだけ横引き配管を避け水回りに近い箇所に配置する必要があります。なぜなら横引き配管が多いと、①排水の場合は勾配高さがより必要になる、②横引き配管部分で配管破損等々の漏水事故が発生した場合のリスクがあるからです。

こうしたリスクを最小限にするために、できるだけ横引きを減らし、配管の曲がりの箇所を少なくします。

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PS(パイプスペース)のデメリット

デメリット① スペースが余分に必要
PSがあることでそれだけスペースが必要であり居住スペースが物理的に少なくなります。つまり部屋が狭くなるということです。

工夫としては、できるだけ柱廻りに配置し柱の仕上を少し大きくすることで見栄えが良くなり、家具を設置する等レイアウト上も支障なく部屋を使えることができます。

デメリット② 音が気になる
PS内部の配管内は水が流れる音がするので、近くに居住スペースがあると音が気になる可能性があります。対策としてはPSの仕上に遮音仕様にすることです。例えばグラスウールを充填した壁にして遮音性を高めたり、壁自体の厚みを厚くすることで騒音対策とします。

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PS(パイプスペース)のまとめ

①PSは住宅に必要なスペース
②メンテナンス性をよくするために設ける
③できるだけ水回しを集約。横引きを減らす
④余分にスペースが必要なので柱廻りなど支障の無い箇所に配置する
⑤PSは遮音仕様とし騒音対策とする

ちなみに、PSとともによく疲れる図面の略語にMBがあります。以下ご覧くださいませ。

間取図の英語・略語表記を一覧でまとめた記事でも紹介してます。

PS

PSの記号

PSの間取図・図面記号のイラスト

実際の写真

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