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方位と方角の違いと3つの調べる方法

突然ですが、或る通りすがりの人に道を聞かれました。あなたは次のAとBのどちらで答えますか?

A.「この道をカーブに沿って進み、先にある交差点を北の方角に曲がると目的の場所ですよ」
B.「この道をカーブに沿って進み、先にある交差点を右の方位に曲がると目的の場所ですよ」

さて、いかがでしょうか。あなたはAで答えますか?Bで答えますか?それとも、どちらも同じ意味なので両方とも正解だと思いますか?もしくは、なにか違和感を覚えたりしますか?

そうです、実はAもBも日本語としては間違いになります。どことなく違和感を覚えられた方が正解です。

では、なぜ違和感を覚えるのでしょうか。それを今から解説していきますね。

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「方位」と「方角」ってなにが違うの?

先ほどのAとBのセリフですが、一見するとAが正解のように思えます。ですが、なんか引っかかるのが「北の方角」という言い回しではないでしょうか。

カーブを曲がった先にある北の方角。なんでしょう、わかるようでわからない。Bについても同じですね。カーブを曲がった先にある右の方位。さて、右の方位?この違和感はなんでしょうか。

オールラウンドに使える言葉が「方角」

実際、「方角」と「方位」は同じ意味です。同義語、類義語に分類されます。

だったらAのセリフは間違っていないのではないかと思われがちですが、ここで気をつけたいのが「カーブに沿って進んでいる」ことです。

カーブがどのように曲がっているのか、緩いカーブなのか、急なカーブなのか、人によってイメージするものは違うと思いますが、いずれにしても道を聞かれた地点から別の地点へと移動しています。

その際に、次のようなセリフでしたら、日本語として成立することになります。

「方角」と「方位」は同じ意味

「この道をカーブに沿って進み、先にある交差点を右の方角に曲がると目的の場所ですよ」

いかがでしょうか。

スッと理解できますよね。もちろん、常にコンパスを持ち歩いていたり、道を聞かれた時間帯が真っ暗な夜で、空を見上げると北極星がキラキラ輝いていたりするような状況でしたら、「北の方角」という言葉も厳密には間違いではありません。

ですが、「交差点を右の方角」と説明した方がわかりやすいですよね。

「方角」という言葉は、ある地点からの”方向”を示す際に使用される単語になります。そのため、「北の方角」「右の方角」以外にも「橋のある方角」「坂道になっている方角」「犬が吠えている方角」など、目的とする対象物があれば、どのような場合にも使うことができます。

いろいろと選択肢が豊富なので、わざわざ方向のわかりにくい「北」を選ぶ必要性がない。だから、違和感を覚えるのです。

「方位」とは東西南北のこと

では、「右の方位」はなぜ間違った言い方になるのでしょうか。

「方角」と「方位」が同義語であるなら、日本語としては正解のはずですよね。

だとしたら、「橋のある方位」「坂道になっている方位」「犬が吠えている方位」という言葉はいかがでしょうか。ですよね。違和感がありまくりです。

「方位」という言葉は、ある地点からの”東西南北を表す方角”を示す際に使用される単語になります。

そうです、「方位」という意味は「方角」の中に含まれてはいるのですが、決して「方位」と「方角」が対等の意味ではないのです。そういうわけで、例のセリフは次のように言い表すとしっくりきます。

「この道をカーブに沿って進み、先ある交差点を北の方位に曲がると目的の場所ですよ」

とは言え、先ほどの説明の通り、目的とする対象物が東西南北の方角ですと、どうにもわかりにくいところはありますよね。そもそも東西南北とはなんなのでしょうか。

北極点と南極点

小学校で習う「東西南北」という方角の概念。太陽が昇るのが東で沈むのが西と覚えるのが一般的だと思いますが、では、なぜ太陽は東から昇るのでしょうか。

わたしたちが生きている「地球」という惑星は、北極点と南極点を軸にして(これを「地軸」と言います)常に時計回りに廻っています。

これは宇宙から「地球」を見た時の状態。そうすると、逆に「地球」から宇宙を眺めてみると当然のように反時計回りになりますよね。であるので、太陽も反時計回りで動いていると。

そして、北極点と南極点を結んだ線を「子午線(しごせん)」と呼びます。

この「子午線」の「子」は”ねずみ”のこと、「午」は”うま”のことを意味します。要は”十二支”を時計のように円形に並べた状態から名づけられた言葉。

十二支

北極点がネズミで、南極点がウマということになります。現代の時計に言い換えるのなら「子午線=12と6線」みたいな感じ。なんとも野暮ったいネーミングになりますね。

この「子午線」に対して直角に交わる線を「卯酉線(ぼうゆうせん)」と言います。

「子午線」と同じようにウサギとトリを結んだ線という意味。これらの線を現代では「東西南北」としているわけです。

卯酉線(ぼうゆうせん)

ウサギ=東
トリ=西
ウマ=南
ネズミ=北

この概念は古来中国から日本に伝わってきたもので、時刻や方位を表すものとして長く使用されてきました。

そして、とくに「方位」については、この「十二支」の概念が非常に重要となってくるのですが、それはさておき。まずは「方位」がどの方角になるのかを調べる方法をご紹介したいと思います。

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「方位」を調べる3つの方法

家を建てる、引っ越しをする。もしくはパワースポット巡りや御朱印集めなど「方位」を気にされる方は多いかと思います。ここでは、風水的な方位を調べる方法を3つご紹介いたします。

あちこち方位

「あちこち方位」

自宅からの方位を調べるサイトとして多くの方に利用されている「あちこち方位」。

地図の中心を自宅にマーキングするだけで、東西南北の8方位から12方位、24方位を調べることができます。偏角にチェックを入れると西偏角度を自動計算したり、目的地までの直線距離をはじき出してくれたりもします。

スマホ用のアプリもあるので、旅行先から自宅までの位置を確認することもできます。

吉方位計算機

「吉方位計算機」

生年月日を入力するだけで、その月の吉方位や凶方位をはじき出してくれるとても便利なサイト。対応がGoogleマップなので、自宅設定も住所入力だけで簡単に調べることができます。

また、吉方位や凶方位の影響を受けにくいとされる自宅から35km圏内も示してくれるので、ちょっとしたお出かけにも役に立ちます。

ちなみに会員になっていない一般ユーザーは1日3回までが限度になっています。

みんなの知識 ちょっと便利帳

「みんなの知識 ちょっと便利帳」

その年の「恵方」を調べることができるサイト

その他、日の出の時間や月齢などの情報もあり、方位だけではない「暦」の動向を調べることができます。

サイトのトップページからは各地方や世界各国のこと、時や季節、四字熟語や地図についてなど雑学的な情報が圧倒的な量でリンクされています。

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家の方位の調べ方

家を建てたり、引っ越しをしたりする時に気になるのは「間取りの方位」について。鬼門や裏鬼門など、部屋の配置も風水的には重要になってきますよね。

その際に必要になってくるのは方位記号のついた「平面図」。この図面がお手元にご用意できるようでしたら、自分が住んでいる家がどんな「方位」の配置になっているかを調べることができます。

方位の調べ方

家の中心点の出し方については、上記のブログで比較的わかりやすく解説されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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